優しい陽の明かりと頬杖

Open App
10/22/2023, 10:18:36 AM

衣替え

あぁ 真夏の季節は過ぎて
君は少し きれいになる
あぁ 木の葉舞うグランドの前
君が待ってる バス停で
君のおもかげ コートのフード
じっと晴れ間を見てる 君を見つめた

yes 衣替えも終わり
少し頬が 赤く染まる
何度も君に言おうとしたよ
君のとなりで 香水の香りが切ないね

もう遠くへは いかないで
夏の季節が変わり
衣替えした 天使の君に
ジングルベルのなる
時計台で
キスをしたいから
そばにいてくれないか

10/21/2023, 11:24:38 AM

声が枯れるまで

何度もあなたの 名前を呼んだ
月影はまだ 私を隠そうとする
何度目の 月をまって
あなたのところへ 帰ろうとしたんだろ?

夜更けの風は冷たくて
それでも世界は透き通っている
不安とは 裏腹に 空気はすみわたっている

星空は 君を探して
点滅を何度も 繰り返す
声が枯れるまで 何度も
君の名前を 呼びあっただろうか?

叫びはどこか 天空を 駆け巡って
今日まで僕の 血液となって
体を駆け巡る 本能は 瞳に写し出されるようだ

丘の上 星のした 涼しい風が吹く
今日まで君の名前をずっと ずっと
声が枯れるまで君の 名前を呼んだ
新月が変わる夜に 君を 君を探して
僕の瞳を 彩る
金色は 忘れた異国の空みたいだ

声が枯れるまで
声が枯れるまで
君を 君を 探して歩いた
新月の夜
星空のした
月影の空
ずっと ずっとあなたを 探した

10/20/2023, 10:20:42 AM

始まりはいつも

静かに 流れ行く 日々が過ぎ去って
君のおもかげ 忘れない

アスファルトは真夏の 気だるさを 湿らせていく
電話さえ見つからず 君を探す宛がない

このまま蜃気楼のような 夢の中漂う
あのときとは別の 微笑みを思い出すから
最後まで 消えないで

魔法のような 日々は追憶
始まりはいつも 君が話す
遠い夏の午後の 太陽が眩しい街のこと

懐かしさ溢れる 幼い日々の 眠りの中で
始まりはいつも 心の中 かき回す

夕暮れの日差しの中で まどろみを見ていた
いつかは君とここでまた
明日のことを 話し合うから

遠くへ行ってしまう 幻を 追いかけて
君がどこかへ 君がいない部屋で
君を探して

永遠の時の流れの中 君を探した
永い眠りにつく前に 君を待ってる

どこまでも 透明な 深層の 海へと
君のおもかげ どこかへ消えてく前に

始まりはいつも 君のことを 探した
深い深い海の中で
深い深い森の中で
深い深い霧の中で
ずっと 今日も

10/19/2023, 10:54:07 AM

すれ違い

風のむこうに 大きな空が
僕らの明日は わからないけど
沸き立った雲を 指差して
ここまで歩いてきた 道程を 確認したよ
すれ違いを繰り返し
何度も風に 口づけをして
僕らの明日は 先行きは不安で
立ち止まってしまうときが いつかきたとしても
ここでであって 共に息を吸って 叫んだ
思い出を大事にしよう

柔らかな日差しは
非情なほどの毎日を
忘れさせていく
おいてきたものたちが 溢れた
都会の日々に安らぎを与えてくれる
君はここで何度も 僕らに
この世界が未だ 開けきらないことを
教えてくれるから
僕らの旅立ちを ここで誓うよ
明日が必ず 幸せとは限らない
追い越していく時間が
限られているから
さぁ明日へ向かって
大空へジャンプする
遠回りやすれ違いが何度も
僕らを悲しませたって いくよ きっと

10/18/2023, 10:34:43 AM

秋晴れ

夏の気配が まだ残る
涼風吹いて 君おもう
立て掛けた サーフボードが
壊された 湘南の 海の家にも
青春のおもかげが 過ぎ去ってく

夏の間だけ 君と
遠く眺めた 海は輝き
秋晴れに 鳥たちは 飛び立って
浜辺で歌った あの歌が
そっと 心をよぎる

君の瞳を 見つめては
焚き火に灯す 綺麗な顔に
何度も口づけをして
いつかは都会で 暮らすときを
夢みたいに話してた

夏が過ぎると
いまにも君が
あの海に 待ってる気がして
またあの海へ 歌いにいくよ
君が待ってるあの海へ

Next