声が枯れるまで
何度もあなたの 名前を呼んだ
月影はまだ 私を隠そうとする
何度目の 月をまって
あなたのところへ 帰ろうとしたんだろ?
夜更けの風は冷たくて
それでも世界は透き通っている
不安とは 裏腹に 空気はすみわたっている
星空は 君を探して
点滅を何度も 繰り返す
声が枯れるまで 何度も
君の名前を 呼びあっただろうか?
叫びはどこか 天空を 駆け巡って
今日まで僕の 血液となって
体を駆け巡る 本能は 瞳に写し出されるようだ
丘の上 星のした 涼しい風が吹く
今日まで君の名前をずっと ずっと
声が枯れるまで君の 名前を呼んだ
新月が変わる夜に 君を 君を探して
僕の瞳を 彩る
金色は 忘れた異国の空みたいだ
声が枯れるまで
声が枯れるまで
君を 君を 探して歩いた
新月の夜
星空のした
月影の空
ずっと ずっとあなたを 探した
10/21/2023, 11:24:38 AM