優しい陽の明かりと頬杖

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10/19/2023, 10:54:07 AM

すれ違い

風のむこうに 大きな空が
僕らの明日は わからないけど
沸き立った雲を 指差して
ここまで歩いてきた 道程を 確認したよ
すれ違いを繰り返し
何度も風に 口づけをして
僕らの明日は 先行きは不安で
立ち止まってしまうときが いつかきたとしても
ここでであって 共に息を吸って 叫んだ
思い出を大事にしよう

柔らかな日差しは
非情なほどの毎日を
忘れさせていく
おいてきたものたちが 溢れた
都会の日々に安らぎを与えてくれる
君はここで何度も 僕らに
この世界が未だ 開けきらないことを
教えてくれるから
僕らの旅立ちを ここで誓うよ
明日が必ず 幸せとは限らない
追い越していく時間が
限られているから
さぁ明日へ向かって
大空へジャンプする
遠回りやすれ違いが何度も
僕らを悲しませたって いくよ きっと

10/18/2023, 10:34:43 AM

秋晴れ

夏の気配が まだ残る
涼風吹いて 君おもう
立て掛けた サーフボードが
壊された 湘南の 海の家にも
青春のおもかげが 過ぎ去ってく

夏の間だけ 君と
遠く眺めた 海は輝き
秋晴れに 鳥たちは 飛び立って
浜辺で歌った あの歌が
そっと 心をよぎる

君の瞳を 見つめては
焚き火に灯す 綺麗な顔に
何度も口づけをして
いつかは都会で 暮らすときを
夢みたいに話してた

夏が過ぎると
いまにも君が
あの海に 待ってる気がして
またあの海へ 歌いにいくよ
君が待ってるあの海へ

10/17/2023, 10:53:30 AM

忘れたくても忘れられない

あぁあなたの優しさが
あぁあなたの微笑みが
天国よりも 綺麗な愛を 教えてくれた
このままずっと息を止めて
深海の森へと 僕らはさ迷うよ
あなたを探して歩いた
あなたを求めて見つけた
ここで世界中の 悲しみを捨て去って
ここで最後の時が 僕らの静寂となって

忘れたくても忘れられない
何度も振り返る その仕草 あのときのまま
君のいない場所に 寂しさがこぼれた
そんなときでも
君がどこかで 生まれ変わって
また 次の輪廻へ 羽を広げて
またここに 会いに来るよ きっと 何度でも
君を探して 交差する 運命の中で いつも
あなたへと届く ことばがあるから きっと

10/16/2023, 12:32:19 PM

柔らかな光

今は 何も 思い出せなくても 忘れないでね
銀色のドレスをまとい 追憶を駆け巡る
いつかこの世界で 知ったことの全てが

走馬灯のように 駆け巡っては
僕らが少年の時に 初めて知った事と
わかるときがあるでしょう

思い出を捨てたり 悲しい言葉が何も
美しいことではない

永遠の中へと 消えていった 幼さが
いつかは僕ら 生まれたときの 純粋な情熱を
抱いた 傷口も知らない 天使の微笑みと
わかってほしいから

優しい風と 柔らかい光の中へ
捨てなくてもいい その若さでできた
言葉の全て 思い出してね

悲しみの世界を 忘れて行けるから
時々流れる 星のように 願いをかけて
柔らかな光へと 上っていく 階段の途中で
君と見た夢 思い出すから さよなら

10/15/2023, 10:29:57 AM

鋭い眼差し

真夏の季節
通り抜けてここまで
君に会いに来たよ
長いスコールを越えて
真夏の天使
僕の町へ降りてきた

鋭い眼差し サングラスを はずす君が
いたずらな目付きで ぼくを見つめる
やっとのことで であえた女神さ
暑いサンバーンのむこうの
水のアーチを抜けて
横に絞ったTシャツ
ウィンクする キュートな視線

やっと会えたよ 千年も 時を越えて
何度も祈った 君だけが ここにいて
永遠の時を数える ずっと二人でいよう

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