NoName

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9/23/2022, 6:57:38 AM

声が聞こえる

わたしなんか。
どうせできない。
無理だ。
生きていけない。

辛くて
苦しくて
どうしようもなくて
自信がなくて
泣いている
あの子の声が。


声が聞こえる

『わたしなら』
『大丈夫』
『できるよ』
『ひとりじゃない』

きっと大丈夫だと信じ
やさしい笑みで励ます
誰かの声が。


私は手を取って
歩き出す。

心はまだ泣いているけれど
私は行くよ。


『すべて、大丈夫だから』


未来の声が背中を押すから。

9/21/2022, 9:02:13 AM

大事にしたい
自分の気持ち

いつも周りの目ばかり気にして
周りにどう思われるのか考えて
自分はどうしたいのか、

自分の気持ちはずっと
押し込んできた

いい子でいなきゃって
ずっとがんばってきたんだね

でも
自信がなくて
自分の気持ちにすら、自信持てないの。

思ったことがみんなと違うと心配になる
自分は変なんじゃないかって。

悪いことや悲しいことを考えると
こんなこと思っていいのかなって。

心の中までいい子ちゃんは疲れちゃうよ。

自分が感じた気持ちは、すべて正しい気持ちだよ

悲しい
腹立たしい
苦しい
辛い
消えたい
しにたい

感じちゃだめな気持ちなんて、ない。

どんな気持ちも、本当だから。

これからは
たくさん自分の気持ちを感じよう

それを表現しよう

私がずっとしたかったことだから。

自分の気持ち
大事にしたい

9/18/2022, 11:39:58 AM

夜景

仕事帰り、真っ直ぐ帰りたくなかった私は、少し遠回りをしようとハンドルをきった。
街の外れに行くにつれて、少し高くなっていく道路を軽快に進んでゆく。
頂上付近にはパーキングエリアがある。
道行くドライバーたちの休憩所なのはもちろん、ここから見れる景色が良いため、ちょっとしたスポットになっていた。
車を停めて外へ出ると、涼しい風が吹く。
風に踊る髪を押さえながら、私は近くの柵に手をついた。
『きれい…』
夜の街。真っ暗な空間にビルや住宅の明かりがキラキラ輝いていた。光の場所だけが、人間の存在を証明している気がして胸が苦しくなる。
昼とはまた違った表情の街。
ここからぼんやり眺めている時間が好き。
少し離れたところにいると、普段、私が見ている景色がどんなに狭いことか。
私の根源にある『普通』から外れた私を、自分なんかと責めてしまう気持ち。目の前の考えだけに囚われて、息苦しくもがいているのが、スッーっと軽くなっていくように感じる。
だって、私はこの街しか知らない。
視線を上げると、遠くにまた違う街が見えた。
ここが全てではない。あの街にも、また違う顔があって、そのさらに向こうにも。
私の知らない世界は、まだまだたくさんある。

でも。
私は夜から抜け出す勇気がない。
軽くなった気分のまま、またいつもの生活に戻っていき、ここで吐き出すのを、もう何度も何度も繰り返していた。
美しい夜の明かりたちは、私の元までは届かない。

柵を上に立って空を見上げる。
今日までよくがんばった。
私はゆっくりと宙に身体を預けた。

9/15/2022, 12:32:01 PM

君からのLINE

スマホの通知がなる度に
誰からだろうとドキドキする。

キミからだったらいいなって
開いたそこには
もうキミの連絡先はないのにね。


9/12/2022, 12:06:59 PM

本気の恋

『恋愛する気持ちが分からない。』

『本気の恋をすれば分かるよ。』

私でも、いつか分かる日が来るのかな。

誰かを一番強く想う、恋の心を。

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