Rei

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6/11/2024, 7:37:17 AM

[将来の夢を描いて]

明日は、将来の夢の提出日だ。まだ、10代なのに職業を数週間で決めろ。なんて無理があると思う。
友達はもう決めているのに、私の提出の紙は進んでない。この前は、めんどくさいから白紙で出した。
案外、呼び出されてこっぴどく叱られた。
でも、全部がめんどくさいし私がしたかった仕事は現実的じゃないから別のにしろ。の一点張り。
言ってることはわかるけど、その世界で働いている人もいる。ある程度のリスクを負っても自分のしたいことをしたい。

説得することは諦めて、自分のしたいことを極める。将来の夢は幼い頃描いた簡単なものじゃないけど、自分でもできることがあるはずだ。

6/7/2024, 10:19:44 AM

[雨に祈りを]

皆は知ってるだろうか?来年の7月に大きな災害がおこると言われていることを。
僕は何も未練はない。でも彼女は、
「私は半年も生きれないかもしれないから、」
哀しそうに笑う彼女に僕は慰めの声すらかけられない。
彼女は心臓病を患っているから…。僕が代わりになれたら。そんな、代わりになれないことはわかってるよ。でも、そんな言葉だけが胸に残る。

病室の外は雨だ。彼女は雨があまり好きでは、ない。世界に1人きりみたいに感じるからだそうだ。
彼女には明るい向日葵と快晴が似合う。
僕は彼女と違って明るく照らすことはできない。
でも…
「 」雨に声はかきけされた。

6/2/2024, 6:42:45 AM

[梅雨前の話]
もうすぐ梅雨。そのせいか頭痛がする。
この時期には偏頭痛に悩まされる。
「大丈夫??」友達の心配する声にも答えるのが億劫に感じる。「大丈夫じゃ、ないかも…」
でも、もうすぐ授業は始まってしまう。友達にも迷惑は、かけれないし…と思い保健室に行こうとして席を立つと体がふらついた。
「…か!!…んせ…んで!」誰かが何かを呼んでる声がする。そこで、私の意識は途絶えた。

目覚めると白い天井。見慣れないベッド。保健室だろうか?体を起こそうとするとカーテンが開いた。
「大丈夫か?お前、貧血らしいぞ。」声の主を見ると私が最近気になってるしい君だった。
「だ、大丈夫!ほら、もう起き上がれるしっ」
起き上がろうとするとふらっと視界が揺れる。
「お前っ、無理すんなよ。」いま、気づいたがなんで彼はここにいるのか。私を運んできてくれたとか?流石に自惚れすぎか。
「お前が倒れる前にギリギリ頭を支えたから打ってないと思うけど痛むか?」心底心配してる顔で言われ喜ぶどころじゃない。「大丈夫。ありがとう!」

5/30/2024, 10:24:31 PM

[幸せの最深部]
人生とは終わりなき旅のようだ。と昔、偉い人が言ったそうだ。確かにそうかもしれない。良くても、悪くても進まなければならない。でも、それだけじゃ済ませられない。
私から言わせるならこうだ。
「人生とは飴のようなものだ」
飴は舐めなければなくならない。最深部までも届かない。なくならなければ次のものも食べれない。

数十年後…
「ねぇ、おばあちゃん。人生ってなんだと思う?」
「そうねぇ、飴玉のようなものよ」
「どーゆう意味?」
「いつかわかる日がくるよ、きっと」
まだ幼い孫娘の質問が私の昔の疑問を思い出させる。この頃は誰もが考えることなのだろう。
だからまだ甘い表面の部分だけでいい。知っているのは。

5/27/2024, 7:38:59 AM

[月に恋した少女は]

美しく今日は満月だ。でも、少し嫉妬してしまう。
あんなに美しい光だと皆の目にさらされてしまう。
朝方と、夕方だけは私だけが見る特別なもの。
叶うわけがない不純な恋。わかってるけど、諦められないの。声をかけても、見ても振り返ってはくれないでしょう?

夜中にこっそり見てみる。夕方と変わらず、いや夕方以上に綺麗で優美だ。誰のものでも無いけど、私だけのものにしたい。
「高嶺の花に恋しちゃったけど、諦めれないの」
汚れなく、誇り高い貴女がたまらなく好きです。
月のように綺麗で、身分違い。釣り合わない。
わかってるのに…
「お願い、」
願ってみる。
もう見るだけじゃ満たされない。
近くて遠い。

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