[幸せの最深部]
人生とは終わりなき旅のようだ。と昔、偉い人が言ったそうだ。確かにそうかもしれない。良くても、悪くても進まなければならない。でも、それだけじゃ済ませられない。
私から言わせるならこうだ。
「人生とは飴のようなものだ」
飴は舐めなければなくならない。最深部までも届かない。なくならなければ次のものも食べれない。
数十年後…
「ねぇ、おばあちゃん。人生ってなんだと思う?」
「そうねぇ、飴玉のようなものよ」
「どーゆう意味?」
「いつかわかる日がくるよ、きっと」
まだ幼い孫娘の質問が私の昔の疑問を思い出させる。この頃は誰もが考えることなのだろう。
だからまだ甘い表面の部分だけでいい。知っているのは。
5/30/2024, 10:24:31 PM