Namimamo

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7/21/2025, 12:02:43 PM

夜のドライブ。
父の運転する助手席で窓を開けて星を追いかけていると、月が追いかけてきた。

星は目を凝らす程にどこまでも遠くまで煌めいて、月はどんなに走っても距離が取れない。

大きく見える山はすぐに近付いてくるのに、夜空はどうにも不思議だった。

成長した私は、星の数、月との距離、それらの大きさ……色々なことを学んで知ったけれども、未だに夜の空は不可解で神秘的だ。

今宵も空を見上げてその不思議に浸ろう。
星を追いかけて、月に追われるのだ。

7/21/2025, 7:28:45 AM

今を生きる。
ただそれだけのことが難しくなってきた気温37度猛暑熱風の本日、皆様いかがお過ごしですか。
私はエアコンの力に頼ってかろうじて生きてます。

7/19/2025, 1:00:33 PM

飛べ、あの夏の空へ。

青い空に身を投じて、空を駆け抜けろ。
ぐんぐんと育つ白い雲が見えたならば、それを後ろから押すんだ。そう、太陽の日差しの前へ。
……よし日陰になった。
いいぞその調子だ。
あとは湿度だ。
どこかから乾いた風を連れてこい。
この間束の間の涼しさをもたらしたやませでもいい。

日本の夏を取り戻すために、飛べ。飛んでくれ(切実)。

7/18/2025, 11:41:33 AM

The day after tomorrow will be a special day.
Yes, the election will be held.
Let's all vote.

7/17/2025, 12:35:14 PM

揺れる木陰


青い空がぐんと濃度を増す。
もうもうと湧き上がる入道雲の下、
揺れる木陰で君の声を聞いた。
全力で叫ぶ君を見つめる僕は汗だくで、大声と暑さにうんざりしたけれど。
あの時、僕は確かに夏の訪れの真ん中にいたんだ。


今年も夏が来たらしい。
随分と急ぎ過ぎた夏の青空はどこか心許ない。
僕はやっぱり汗だくになりながら、
揺れる木陰で君の声を探した。
だけども君がいない。
どこにもいない。
懸命に声を張り上げる君の姿が見えないんだ。

僕が今立つ場所は果たして本当に夏なんだろうか?
きっと君がいないと夏は訪れないんだ。

なあ、セミ。

君の声が足りない。

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