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11/6/2025, 7:14:12 AM

定年後束縛無きを楽しめど
ふと忍び寄る「無益」の悲哀
「無益」の悲哀我に沁みいる

○「ご不満」は山ほどあれどお互いに
グッと飲み込む「夫婦の会話」
○お互いに愚痴と不満は数あれど
グッと飲み込む「大人の会話」
○ご不満は山ほどあれどお互いに
グッと飲み込む熟年夫婦


○定年後「無碍の境地」を気取れども
隙間に沁みる「無益」の痛み
焦燥感がふと忍び寄る
隙間に沁みる焦燥感が
「無用」の焦り隙間に沁みる
隙間に沁みる「小さな自分」
ふと忍び寄る「無用の不安」
○寂莫の感ふと忍び寄る
○「小さな自分」ふと顔を出す
○ふと顔を出す「小さな自分」
○寂漠感が隙間に沁みる

指折り数えて 寝床にて
締切日 一夜漬け 趣味短歌

寝床にて指折り数え詠む短歌
苦し紛れの一夜漬けかな

○夢の中 母に連れられ 食堂の
お子さまランチ 旗セピア色
○夢の中 母と通いしデパートの
お子さまランチ 旗セピア色

○夢の中母に連れられデパートの
お子さまランチ 旗セピア色

リスク管理が基本だと 教えられ
昔の上司(うえ)
 
先輩の柿 キャッチボール
20年振りの再会 貰った柿渋い

○今季初「肱川あらし」冬を告ぐ
あの女性の影霧の彼方へ

○冬を告ぐ「肱川あらし」故郷の
憧れの女性遥か彼方に
恋しき女性は遥か彼方に
朝靄の中故郷を恋う
幼き日々と故郷を恋う
○憧れの女性の姿探す
○忘られぬ女性心に浮かぶ
○あの女性の影もや
○懐かしき女性霧の彼方に

5/30/2025, 10:30:45 PM


先ほどの会話を義母は忘れ去る
我が家はまるで「志村のコント」

給湯器「お風呂の栓はしましたか」
僕は答えり「はいしました」と

「518」仕事してきた月数を
お疲れ様と「年金通知」

「お知らせ」がお疲れ様と労うか
宮仕えし「518月」





 2分前話したことを忘れてる
「志村のコント」のような義母

今ほどの会話を義母は忘れてる
「志村のコント」のような我が家
まるで我が家は「志村のコント」

ヒラヒラと舞う蝶を追い
まるで猟犬「くう」はヒーロー

初めから「モームリ」使う若者に
説教垂れる我は老害

退職時「もうムリ」は「逃避」だよ
「ローマ」の人もただ呆れ果て



定年後7年経ても正夢に
宮仕えの性ただ思い出す

◎一歩目に「もうムリ」使うは「逃避」だと
ローマの世から聞こえてきそう
古代ローマでありやなしやと
人の心のありやなしやと
説教垂れる我も歳なり
困難に立ち向かいてこその人生よ

◎◎百回忌祖父に誓いし血の縁
バトンを繋ぐ曾孫玄孫へ


◎最初から「もうムリ」使う「逃避癖」
人生は長くて辛いものなり
の心のありやなしやと
古代ローマになかった仕組み
長くて辛い人生に早すぎやろ(笑)
説教垂れる我ら年寄り
説教垂れる我は老害

◎最初から「もうムリ」使う「逃避」だと
我ら年寄り説教垂れて

◎◎初めから「もうムリ」使う若者に
説教垂れる僕は老害

◎◎九州へ渡るフェリーの波跡に
亡き父母の顔ふと浮かびけり

◎◎チョコチョコと歩きし「くう」の鼻先を
ヒラヒラと舞う蝶に追い付け
ヒラヒラと舞う蝶を追いかけ◎

◎道標指す方向は違えども
笑いたいよね 人生の旅
やすらぎこそと今は気付けり
旅の終着地は笑いたい


◎人生の道標こそ数あれど
やすらぎこそと今は気付けり
「もうムリ」使うありやなしやと
最終に残りしは人に与えしものとは

◎幼き日帰省の度に亡き父母の
顔浮かびけり白き波跡
連れられ乗りし船いと懐かし

4/27/2025, 2:47:21 AM

◎人生は苦あり楽あり
一歩目に「もうムリ」使うは考え直そ


◎九州へ渡るフェリーの
震動に父母の顔ふと思い出す

◎九州へ渡るフェリーの
波跡に亡き父母の顔ふと浮かびけり



◎同級とゴルフする度思い出す
授業サボりて囲む雀卓

◎チョコチョコと前を歩きし「くう」の鼻先
ヒラヒラと舞う蝶を追う我
ヒラヒラと舞う蝶に追い付け


◎くうと僕 モンシロチョウを 追いかけて
チームみたいに 盛り上あげて行く

◎言い訳は売るほどあれど「信」無し
政治家の質 いと嘆かわし

世に流行る「退職代行」を受けつけて
他人任せが そんなことまで


◎顔知らぬ祖父の百回忌に誓う
命の縁 その次次に

◎百回忌祖父に誓わん血の縁
繋ぎ続けるその次次に

おじいさん 百回忌 玄孫 卒塔婆 
青い空 血の繋がり ありがとう 

ちょこちょこと 歩く「くう」の鼻先から
ヒラヒラと舞うモンシロチョウよ


パーシモン
なぞなぞで
ゴルフのあれだよ
柿は英語で

「なそなぞの柿は英語で」
パーシモン
昔のヘッド
僕は答えり

載ってない こと起きてくる そりゃそうだ
年表の先は白紙だもの

給湯器「お風呂の栓はしましたか」
「はい、しました」といつも答えり

◎エコキュート「お風呂の栓はしましたか」
「はい、しました」と僕は答えり

トイプーの「くう」は、9歳になるけれど
今も赤ちゃん 僕にとっては

◎「ご不満」は売るほどあれどお互いに
グッと飲み込む夫婦の会話

◎擦れ違う見知らぬ子らの
挨拶に「もしかしたらば僕は不審者」

◎血便は 孫の帰省の ストレスか 
「くう」にとっては 辛い連休
 
◎大臣の「売るほどあるは」方言と
言えば言うほど火に油さす

擦れ違う見知らぬ子らの挨拶に
「世の中的に僕は不審者」


トイプーの「くう」は今年で9歳なれど

10/22/2024, 12:02:45 PM

ゆっくりと待合室に染み渡る
テレビの中の「歌会始め」

○子がくれし「脳活本」へ忍び寄る
ボケの足音負けてたまるか

春を待つ菩提寺の庭
百回忌の朝祖父を偲ばん

○ゆっくりと待合室に流れ込む
テレビの中の「歌会始め」

○初夢で亡き父母に語りかけ
ひ孫の笑顔 未来の夢を

○初詣2時間超えてたどり着く
社殿の隅で「吉」に癒され

○子がくれし「脳トレ本」に抗いて
老いの足音負けてたまるか

流れ込む→溶け込むは?
テレビの中の→音の拡がり
語りかけ→見せてやる
に抗いて→と闘いて
老いの足音→老いの近づき

戻れない道を歩いてきたんだと
65でただ思い知る


ぐいーっと軀震わせ自販機が
冷やした「ビール」ぐいーっと飲む 


○顔知らぬ祖父を忍びし百回忌
恥ずかしながら僕が「孫」です


○百回忌祖父に届けとからメール
「孫もひ孫も玄孫もいます」


顔知らぬ祖父を忍びし百回忌
孫も曾孫も玄孫もいます


○百回忌出来ることなら伝えたい
「孫もひ孫も玄孫もいます」

 知らぬ間にスポーツジムに
 なっていた元コンビニに面影探す

 知らぬ間にスポーツジムになっていた
 元コンビニに残る面影

○知らぬ間にデイサービスに変わっていた
 元コンビニに爪痕探す
年取れば備わる訳じゃないけれど
もう少しほしいな品格とやら

還暦を過ぎてこそ知る教訓は
人生に起きること全てに意味がある

戻れない川を渡って来たんだと
66でふと気付く夜

○戻れない川を渡って来たんだと
 還暦過ぎてただ

○グウィーンと体震わせ自販機が
 冷やしたビールグウィーンと飲む

○自販機に入りて間もない「いろはす」じゃ
 喉の渇きを癒せやしない

政治家に求めることは無理なれど
せめてほしいな品格とやら

知らぬ間に空き店舗だらけの街を
いつまでも銀天街などと呼べるかな

9/3/2024, 12:51:59 PM

「綾鷹」のボトルをひねる
熱中症予防を義母に呼び掛けながら

高齢者だらけの団地を 
いつまでもニユータウンと呼べるのだろうか

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