つくね

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5/19/2024, 3:02:56 AM

恋物語

2人でいれば、全てが特別になる。
憂鬱な雨も、コンビニまでのあの坂道も。

2人でいれば、世界が輝いて見える。
君がいなければ、こんなこと知らなかったなぁ。


5/17/2024, 2:52:12 PM

真夜中、寒さで目を覚ます。
かじかんだ手で携帯を開く、まだ午前2時だ。
目を覚まし、物思いに耽る。

冬になると、唐突に君と過ごした日々を思い出す。
あの暖かかった日常を。

君と寝ていたベッド。
1人で使うには大きすぎるみたいだ。

君と話したリビング。
1人で過ごすには静かすぎるみたいだ。

2人で過ごした場所、君がいたはずのスペースが寂しさを強く感じさせる。

楽しかった思い出、寂しさ、未練を忘れるため、無理やり眠りにつく。
だが、やはり寝れない。簡単に忘れることはできないみたいだ。

5/16/2024, 1:57:01 PM

「愛があればなんでもできるでしょ?出来ないってことは私のこと好きじゃないんでしょ?」

君はあの日そう聞いてきたね。
「何言ってんだ、何でもできる訳ないだろう」と思ったが、言葉には出せなかった。

愛なんて人に求める物ではない。自分から与えるから返ってくるものでしかない。まして、返ってくることを期待してもいけない。

自分を愛してない人は、何が愛かが分からないのだと思う。
自分を愛していないから、人に与えようと思ってもできない。歪んだ形になりやすいと思う。
分からないからこそ、「愛してる」という言葉で欲しがるんだと思う。

人に幸せにしてもらおうとしている人がいるが、他人が自分を満たしてくれるなんてことは本来ありえない。表面上の甘い言葉に満足してはいけない。それは本当に愛だろうか。

自分の人生なんだから、自分で自分を満たしてあげよう。
嫌なやつから離れることはできても、自分から離れることはできないんだから。自分には優しくしなきゃ。

他人に自分が幸せになるかどうかの責任を預けるなんてことは、失礼にも程がある。それに気づいた時、人は自立できるんだと思う。






5/15/2024, 1:55:19 PM

「今までの人生で後悔はありますか?」

そう聞かれたら、自分は何と言うのだろう。
後悔しても何にもならないし、結局のところはなるようになると思っているので、今までの人生に後悔はないと思う。

しかし、「あの時には何が正解だったのか」と急に思い出して考え込んでしまうことがある。その出来事は、大抵自分の思い通りに行かなかった出来事ばかりだ。

これは恐らく後悔というより執着だろう。自分だけではどうしようもないものを、どうしても諦めきれないから自分の行動の正解を求めようとするのだろう。正解なんてないのに。

仮にそこで正解を選んでいても、結局はなるようにしかならない。自分が変えれるのは自分のことだけなのに、なぜこうも過去の出来事に執着してしまうのだろうか。

執着という言い方だとよくない響きだが、結局のところその人、そのものの存在がそれほど大切だったのだろう。
執着するほど大切な人、ものとの出会いがあるというのはとても素晴らしいことだと思う。

失ってから気づくのでは遅いんだろうが、失ったからこそ気づくこともある。失ってから気づくことが、その出会いの役目だったのかもしれない。

そんな事実を受け入れ、様々なことに感謝して生きていきたい。


5/15/2024, 1:04:34 AM

「風の流れに身を任せて生きたい。それが楽じゃん。
お前さ、そんなに頑張って何になるんだよ。ボクシングなんて辞めて地元のみんなで遊ぼうぜ。」

彼は、地元を離れてボクシングに打ち込む私にそう言った。

周りの言うままに、高校を卒業したら適当な会社で働く。休みの日は地元の友達や彼女と遊ぶ。早めに結婚して家庭を築くき、子供が産まれると自分の夢を子供に託す。

私の地元ではそれが理想とされている。
その理想を達成していない人はコソコソと近所で噂になる。
彼もその理想を掲げるうちの1人だ。

彼には夢もあったようだが、それを諦め、今は地元で理想とされる生き方に準じて生きている。

学生時代は仲が良かった私たちだが、いつからか疎遠になってしまった。人生への価値観が違うため、話が合わなくなってしまったのだ。

地元で理想とされる生き方。その通りに生きる彼から見た私は、「理想通りに生きることができないダメな奴」に見えているようだ。いつからかバカにしてくることが増えた気がする。

そう感じてからは会うこともなくなった。
バカにされると、苛立ちより寂しさを感じる。地元の友達と心が離れていくように感じるからだ。
 
彼のことは好きだった。しかし、彼もいつからか私の苦手な地元の人間と同じようになってしまった。

こうやって良い意味でも悪い意味でも皆大人になっていく。
寂しいが、こういうものなのかもしれない。
またいつか、話せる時が来たらいいな。
その時が来るのを、風に身を任せて待ちたい。
















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