真夜中、寒さで目を覚ます。
かじかんだ手で携帯を開く、まだ午前2時だ。
目を覚まし、物思いに耽る。
冬になると、唐突に君と過ごした日々を思い出す。
あの暖かかった日常を。
君と寝ていたベッド。
1人で使うには大きすぎるみたいだ。
君と話したリビング。
1人で過ごすには静かすぎるみたいだ。
2人で過ごした場所、君がいたはずのスペースが寂しさを強く感じさせる。
楽しかった思い出、寂しさ、未練を忘れるため、無理やり眠りにつく。
だが、やはり寝れない。簡単に忘れることはできないみたいだ。
5/17/2024, 2:52:12 PM