『君と一緒に』
吹き抜ける 夕暮れ時を 風と記憶
湖の傍で佇む横顔が
夕日に照らされて
それが どうにも儚くて
消えてしまいそうで
久しぶりに帰ってきた
家は まだそこにあった
変わってしまったところもあったが
一緒に過ごした あの家だった
彼女が【ただいま】という
まるで【お帰り】と返すように
風が吹き抜けていった
『冬晴れ』
部屋の中 キラキラ光る 晴天の
温もり残る 冬空の下
冬場は空気が澄んでいる
夜 星が綺麗で 気を取られる
だが 夏にはない 冬だけの景色は
夜だけでない
昼の日向ぼっこは
夏よりも冬の方が暖かく感じる
それは 日陰が 寒すぎるせいか
それとも その光が見せる
柔く 白く光る 光のせいか
空気が暖かい
刺すような寒さの中
悴むてを暖める光
太陽の光が与える温もりは
人の与える温もりとは また違う
甘えるとは違う感情が
押し寄せて来るようで
その熱が溶かすのは
雪だけか
冬の晴れ間
それは 生き物を癒す
憩いの場
『幸せとは』
見せかけと 疑う日々に 気づく時
もう遅かったと 後悔する時
【幸せとは】ってなかなか
難しいお題ですね
まだ学生である自分には
何が幸せで何が不幸となるのか
分からないことのが多いです
ですが 後悔だけはしたくないと
幸せであった筈の日々を疑って
目を向けなかった結果に待つのが
後悔ではありたくない
先程も書きましたが
幸せとはって難しいです
幸せって感じ方次第です
本当に人それぞれで全然違う
最初から与えられていたものが
幸せであったのなら
それが 当然になってしまう
幸せが当然にあるのは
良いことに見えるが
それは感じ取り方によると思う
幸せが当然だと
その当然を幸せだと感じられなくなり
もっともっと と望んでしまう
もちろん 幸せになることを
いけないことだと言いたいわけじゃない
皆に幸せになる権利が存在する
ただ 今 当然のようにある幸せを
感じて欲しいと思っているだけです
それが当たり前ではないのだと
自分の幸せのために
誰かの幸せを奪ってしまう
そんなことは あってはならない
だがそんなときどうしたら良いのか
今ある幸せ以上の物を
本当に望まなければいけないのか?
今当然のようにある幸せは
幸せではないのか?
結局『幸せとは』
当たり前の日常があることだと
自分は思います
美味しいご飯を食って
暖かい風呂に入って
安心できる寝床で寝れて
そんな日々が存在し続けられることが
幸せなのだと
でもさらに幸せを望むことは
悪いことではないと思います
ただ 確かに今そこには
幸せが存在しているということを
知ることが出来ているのならば
『日の出』
新年の 始まり飾る ご来光
今年は初日の出を拝みませんでした
冬休みの間で起きるのが
遅くなってしまいますよね
普段の起床時間なら
余裕で見られるんですが
寒いしダラダラしたいしで
起きられない
もう朝なのかと
このまま朝にならずに
ずっと明日なんて来なければと
望んでは 空が明るく 白みはじめて
あぁまた一日が始まってしまうと
あの 自分を出すことを良しとしない
周りと同じように 出られないように
鍵を閉め続ける 一日が始まる
だが 朝など来るなと望むが
朝が来ると 何故か 安心できてしまう
ちゃんとここに 生きているのだと
日の出が嫌いだ
だが 朝が来ないと
静かで 沈んでゆく頭の中を
自分を 気づかせられない気がする
『今年の抱負』
比較なき それぞれの良さ 知る機会
『一年間を振り返るの方』で
殆ど抱負みたいなことを書いてしまったんですが
あれは主に受験に向けてという感じだったので
今年も含めたこれからの抱負を書きます
何か自分に出来ないことがあると
周りと比較して
自分がダメな奴だと思ってしまう
存在の意味が分からなくなってしまう
自分がいなくても問題ないだろうと
自分がいるせいで迷惑をかけていると
でもそんなことをいくら思っても
周りの その人に なれるわけではない
比較したその人に出来たことが
出来なかったとしても
それは当然のことで
だって別の人間なのだから
そう思ってもやはり比較してしまう
そういうときどうしたら良いだろう
こういう思考に陥ったのが結構前だったので
長い間 といっても餓鬼からしたら程度
考えてようやくでた答えが
比べるものではないと
その比較で見つけた自分の出来ないことは
その人の良さを知る機会になっていると
悪いところを見つけるくらいなら
良いところを見つけたいじゃないですか
なのでその比較は
他人の良さを見つける機会になった
と思うことにしました
というかそもそも
その人が 努力で手に入れた
良さや出来ることを
自分が出来て当たり前だと考えること事態
烏滸がましいのではないかと
思うようになりました
自分も同等かそれ以上の努力をしていたのか
していたのだとしたら少しくらい
羨んで自分を卑下していまうのも分かるが
そうでないなら比べることがおかしいと
それぞれ出来ることなど限られてる
その中で最大限をやるしかない
比較しても 持っているものが違うのだから
同じことは出来ない しなくていい
自分自身が自分の思う
良さを見つけていけば良い
人と比較して あの人より出来てないと
思ったのならそれは
その人の良さを見つけたのだから
それを相手に言ってみると良い
それが出来る人はなかなかいない
嫉妬して その嫉妬したその人の持っている
ものが良さなのだとは伝えられない
見つけたそれを
何に変えていくのかは
本人次第だ
嫉妬とするのか 憎悪に変えてしまうのか
相手を知れたことを喜ぶのか
なにも出来ないなら何でもしてみれば良い
出来ないこと=悪いこと ではない
それを受けて何をするのかが重要だと思う
抱負は人の良さを見つける
出来る出来ないではなく取り敢えず
やるだけやってみるです