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6/5/2023, 2:09:43 PM

誰にも言えない秘密



秘密なんてないから、近くに、ものすごくネガティブな子が居て、その子が時たまに死にたいって呟いてるから、そういう子に面と向かって言えないからここで言うね。

うん。我ながら本当に自分勝手だと思う。
面と向かって言って嫌われるのが怖いなんて、これほど情けないことは無いね。


まぁいいや。
本題からずれた、、ごめんね〜


死にたいって思った数は、君が挑戦しようと思った数だよ。

それに、日本人は優しいらしいからね〜
誰かのことを思ってるから死にたいって思うんだよ。

思っている本当に君は優しい。
優しい人、私大好きだから。自信もって生きて!


あと、本当に辛くなったら、寝る前にうん子って10回言ってから寝てみて。
てか、寝る前じゃなくてもいいんだけどね。

ちゃんと口に出して言うんだよ?


ほんっっとうに何もかもどうでも良くなるから。

あと……

クソ喰らえボケナスチンパンジーの踊りは今日も今日とて元気過ぎて目に目薬指しちゃったって、3回くらい唱えたらなんか頭面白いことなるよ。



私は、少しでもネガティブな感情になったら頭バカにしてるんだけど、やっぱり洗脳が1番早い。


でもね、ほんっとうのバカになったらダメだよ?
1度バカをしたら沼から出れなくなっちゃった。









5/11/2023, 9:48:23 AM

モンシロチョウ


初めて幼虫を見た時気持ち悪いと思った。

2回目に卵を見たら発狂した。

うにょうにょ動き出すソレは私の心を不快にさせ、ぶすぶすと包丁を突き立てたくなった。

けれども、そんなことをしたら包丁が汚れるからしなかった。

だから私は知らないフリをした。

でも、むしゃむしゃと小さい口で頑張っている姿は何故か愛嬌を感じた。

私はその子を捕まえ、食べる様子をもっと近くで観察することにした。


きゅうりを与えてみたり、トマトや人参の皮。

でも、1番食べたのはやっぱりキャベツだった。


その子はサナギになったまま旅立った。

あの可愛らしいフォルムをしている蝶にはなれなかった。


私はごめん。そう謝り、庭の隅にそれを埋めた。


翌年、キャベツ畑の周りを飛ぶモンシロチョウが目に入った。


なぜか、自然と涙が出た。

5/7/2023, 10:04:58 AM

人間は想像豊かだ。
明日世界が無くなるとしたら何を願う。

「世界がなくなりませんように」
「今日をいつも以上に幸せに過ごせますように」
「亡くなったあの人に出会えますように」
「全ての人が最後、幸せな気持ちになれますように」

それとも、

「世界が地獄化しますように」
「自分以外全ての人が不幸になりますように」
「全員地球が消える前に消えますように」
「自暴自棄になり、何もかも荒れ果て、混沌の渦になり、殺し、殺し合い、そして……世界がなくなりませんように」

そこで、猫や犬、野生動物に同じ質問をしたらどう返ってくるだろう。

たまに覚えてる人間以外の生物もいるだろうが、ほとんどの生物は1時間もしていたらなんの質問をされたか、そもそも、明日が無くなることも忘れるだろう。

だが、動物は危険察知は極めて鋭い。

恐らく動物たちは暴れ回り、混乱し、自分が生きようと必死になるだろう。

きっと、本当に明日世界が無くなるとしたらそれらと同じ動物である人間も最終的にはこうなるだろう。

『死にたくない』

こう思うだろう。

そして、どういう終わりになるかなど、想像ができない。
溺死になるのか、窒息死になるのか、それとも焼死?
あぁ、もしかしたら衝撃死かもれないな。


なら、僕はこう願おう。


“楽に死ねますように。”


どうせ死ぬなら、何も痛みを感じず死にたいものだ。


ただ、僕が最も願っていることは──


この話が嘘でありますように。


なんだけどね。

5/4/2023, 8:07:09 AM

その人との別れは突然ではなかった。

薄々分かっていた。

なのに、私は口に出せなかった。

今も出せずにいる。
出そうとすると喉がキュッと締まり、涙が溢れてしまう。

けど、心の中では何回も、何回も、言ってるんだよ、

本当に、本当に、ありがとう。
そばに居てくれてありがとう。

生まれてきてくれてありがとう。
私のことを愛してくれてありがとう。

失ってからあなたの存在の大きさに気づいた私は本当に馬鹿者です。

そして、何度も何度もおとずれる別れに背を向けてしまう私は愚か者です。


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私の場合人ではなく愛犬、愛猫がパッと思い浮かびました。

別れが訪れることを知っていて、その度に辛い思いをすることを知っていても、その辛さを埋めるにはやっぱり命ある者なのですよね。

4/30/2023, 9:14:09 AM

自分の手のひらくらいの大きさの小鳥

小さい子供がフゥと飛ばすシャボン玉

木々の隙間を通る風の音

頬を優しく撫でる風

ほんの小さな力なのに、

それは本当に温かく、時には冷たく、私たちを包み込む。

今、私の体はありえないくらいに軽く、誰も私の存在に気づかない。

あれほど望んだことなのに、いざ叶うと何かぽっかりと穴が空いた気分だ。

それに、どこからか聞こえてくるすすり泣く声が
私の頭の中に木霊する。

今更、“ ごめん ”と言っても、その声は届かない。

私の声は風に溶け込み、誰にも届くことなく散っていく。
私の涙は伝うことなく消えていく

まるで、シャボン玉が弾けるように。

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