「さようならは言わないで」
たとえ、大切な人とはなればなれになっても、
今までできていたことができなくなっても
私が私であることは揺らがない。
あなたが大切であることも変わらない。
寂しさと心細さは残るけれど
それらも大切な人からもらったものだ。
全力で泣いて、ゆっくり受け入れていくよ。
だから、さようならは言わないで
「またね」って言ってくれてありがとう。
「光と闇の狭間で」
深い眠りにつく前に鏡の中の自分に向き合う
光と闇の狭間で循環する思考
僻みと病みの無様を折檻する嗜好
意味がないことだと気づいてもやめないのはなぜ?
スリルを味わうあなたがまぶしいけれど
本当の気持ちをセーターの下に隠して
スキルを積み上げるあなたを追いかけるだけ
もうどうすればいいの?
柔らかな光をため息で揺らす
暗がりの中で微熱にうなされる自分と
太陽の下で飛び回るあなたとの距離は遠い
自分は飛べない翼だと知ることなく
キャンドルを吹き消し闇に落ちていく
もしも、自分にもう一つの物語が有るのなら
もしも、もう一度巡り会えたら
泣かないで、終わらせないでと呼び止めて
「また会いましょう」と笑い合いたいから
宝物のようなたくさんの思い出を永遠に
柔らかい雨で唇を濡らす
「脳裏」
脳裏に巣食う嫌な記憶が消えてくれますように。
多くの人の心が癒され、安らぎに満ちますように。
今夜もおやすみなさい、良い眠りを。
「理想郷」
自分で自分への目標の難易度をあげてしまい、達成できなくて落ち込むことの繰り返し。つくづく学習能力がない行動をしている自覚がある。
そして、書くことから逃げないと宣言しながら、
お題について全く書けない日が出て来た。それにより、書くことが私の全てではないことを毎度思い知らされるようになった。
おそらく、私が書けなくなったのは、無自覚に自分自身を言葉で縛っていたのだろう。これからは、「書け無い時は休む。書きたくなった時だけ書く」ということにしよう。これはあくまでも趣味である。心を壊してまで続けたら元も子もない。
何でも書ける私が存在しているのは理想郷だ。だが、それは実現できない。だから、身の丈に合った目標を立てて気ままに一文字ずつ綴っていきたい。
「紅茶の香り」
ブランデーティーに憧れる。
紅茶の香りとブランデーの芳香の組み合わせ。
どんな香りなのだろう。
空想を膨らませながらお湯が沸くのを待つ夜。