雨谷リツキ

Open App
10/15/2024, 1:04:03 AM

たとえ貴方が、高く高く、
手が届かない場所まで行ってしまったとしても。

いつか、その背に追いつけるように、
肩を並べて歩けるように、
努力し続けていくから。

だから、
遥か高みでまた会いましょう?

10/7/2024, 1:58:43 AM

他愛のない話をしながら、
過ぎた日を想う。

あの頃はこんなことをしていた、
この時はそんなこともあったっけ。

懐かしい話に華を咲かせながら、
誰ひとり、未来の話には触れられなくて。

過去があまりにも眩しくて、
眩し過ぎる光が全てを飲み込んでしまって。
未来なんて、見えやしない。

僕らが未来を見据えられるようになるには、
もう少し時間がかかるみたいだ。

だから、今だけ、
この優しい想い出に浸ることを許してほしい。

10/2/2024, 1:55:03 AM

たそがれどきに夢をみる。
夜がおとずれる前のひとときに、
やわらかな夕陽をまぶしそうにみる君と、
なんてことない話をする夢を。

はじめに君を見つけたときはおどろいた。
ずいぶん昔にわかれたきりで、
もう二度とあえないと思っていたから。

夢のなかだから、
そんな奇跡がおきたのかもしれないね。

君とたくさんおしゃべりをして、
あのとき話せなかったことのつづきも話して。
ああ、よかった、
これでもう思い残すこともない。

意識がたそがれにとけていく。
さいごにみたのがしあわせな夢で、
ほんとうによかった。

10/1/2024, 1:39:01 AM

きっと明日も、明後日も、
変わらぬ日常が続くと思っていたけれど、
どうやらそうでもなかったらしい。

君と一緒に過ごすのが当たり前だと思っていた。
けれど、君がいなくなって、
当たり前が当たり前ではなくなって。
ひとり、取り残された気分になった。

失われたものは戻らないけれど、
君と過ごした日々の思い出だけは、
失わずに、忘れずにいたいと思った。

9/14/2024, 6:22:34 PM

大切な貴方のためならば。

この命が燃え尽きるまで、
立ち向かい続けるのも苦ではないのよ。

Next