9/13/2024, 10:55:55 AM
夜明け前に家を出る。
日が昇る前、まだ夜の空気が残る街。
微睡む街を眺めながら、ゆっくり歩く。
歩調に合わせるように、ゆっくりと朝日が顔を出す。
街がそろそろ目覚める頃だ。
朝焼けの空を仰ぎ、今日という日に思いを馳せる。
今日も良い日になりますように。
じわじわと明るさを増す朝日に願掛けをすれば、
より一層眩しく輝いたように見えた。
8/28/2024, 2:05:08 AM
雨に佇む君の背に、
かける言葉が見つからなくて。
だけどそのまま、放っておくこともできなくて。
風邪ひくよ、と傘を差し出し、
ただただ隣に寄り添っていた。
8/22/2024, 1:26:04 AM
鳥のように空を飛べたら、
すぐにでも貴方のところに飛んで行けるのに。
8/21/2024, 1:53:58 AM
さよならを言う前に、
あの人は私の前から姿を消した。
満足そうな顔をして、
そのくせほんの少し寂しそうな顔をして。
自分だけ別れを告げて消えてしまった。
私だって、言いたいことがたくさんあったのに。
どうして別れの挨拶すら聞いてくれなかったの?
だから私は、今もあの人を探している。
あの時伝えたかったこと、
全部伝えないと気が済まないもの。
⸺ねえ、お願いだから、
もう一度あの人に会わせて?
8/13/2024, 1:32:46 AM
君の奏でる音楽は、
懐かしくて、心地良くて。
こうして耳を傾けていると、
あの頃の僕らに戻ったみたいだ。
あれから月日が経って、
二人とも、ずいぶん変わってしまったけれど。
君の音色は、
いつまでも変わらないでいてくれるのかな。