夢見る心
「空からお金が降ってくればいいのにね〜!」
「は?そんなことあるわけないじゃん。馬鹿なん?笑」
私は絶対に共感してくれるだろうと思っていた
でも、相手の返答は思った以上に冷たかった
「何その言い方!そんな言い方じゃなくても…!」
無意識に反論していた
沈黙になるのが嫌だったから冗談を言っただけなのに
ありえないことは勿論、分かってる
心で思うくらいいいじゃない
だからって正論で返してこないでよ
「ただ本当のこと言っただけなんだけど?」
真顔で言う姿を見て、私の中のナニカが切れた
「あのねぇ、女性脳は男性脳と作りが違うの、
女は共感してもらえるだけでも嬉しいの!そっちの意見なんて別に求めてないし」
「あーあ、ついに本音がでたね笑
俺の意見なんて所詮どうでもいいんでしょ、
だったら一緒にいる意味なくない?
そんなに共感してもらいたいなら、女同士で喋れば?」
悔しいが、言い訳できなかった
ちょっとした冗談がこんなことになるなんて…
だが、ひとつだけ、間違いなく決断できたことがあった
「もういい、別れましょう」
「自分が感情に任せてぎゃあぎゃあ喚いてるだけなのに俺のせいにしようってんだ。卑怯だねぇ」
確かにそうだ
怒りというコントロールできない感情に任せて
言う必要のないことも沢山言ってしまった
だが、メリットもあった
彼が今まで猫を被って“いい人”を演じていたことを
見抜けたのだ
「あなたがこんなに酷い人だなんて、
知らなかった。さようなら」
「はいはい、まったくどうして__…」
それ以上、彼の声を聞きたくなかったので
早足で店から出た
心の中に秘めておいたほうがいいことも、
口に出したほうがいいこともある
そう実感した
_届かぬ想い_
両想い
気付かぬうちに
片想い
愛も尽きれば
哀となりうる
神様へ
病室は沈黙に包まれた
誰もが、ベットの横に置かれた心電図モニターに
目を向けていた
心拍数が徐々に少なくなっていく
ピッ、ピッ、ピッ……
この音が決して変わらないように
お父さん、お母さん、親戚…皆が祈った
私も制服のスカートをギュッと握りしめた
お医者さんから、おじいちゃんが
余命宣告を受けた時から
もう永くはないと分かっていた
分かっていたけど、やっぱり信じたくなかった
ピーーー
誰もが息を呑んだ
そしてお母さんが手で口を覆った
嗚咽が漏れた
お父さんは袖で涙を拭った
お医者さんは苦しそうな顔でおじいちゃんとモニターを
交互に見ている
目から涙が出た
頬を伝ってスカートに落ちた
神様…!
…お願いです、おじいちゃんと、まだ、話したいことが沢山あるんですっ!!
奇跡なんてない
分かってる
分かってるけど…!
お医者さんがおじいちゃんの目を覗こうとした
その瞬間、
奇跡が起こった
ピッ、ピッ、ピッ……
快晴
悔しいほどに
空が綺麗だ
上を向けば太陽が
私の涙をかき消して
下を向けば影が
私を優しく包み込む
はらはらと花が舞い
ちらほらと人もゆく
姿の見えぬ誰かに
“生きろ”
と言われた気がした
こんな自分でも、
けがれだらけの私でも、
まだこの世界で
生きていてもいいのだろうか
今はわからない
ただ、この空は
間違いなく、綺麗だ。
言葉にできない
⚠️今回は私が日頃感じていることを吐き出したものとなります。単なる自己満足です。苦手な方は他の方の作品を見ていただくことをお勧めします。
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『会話をする』
その当たり前の行動が私には難しい
高校生になった今、新しい環境で仲間も変わり、
何もかもがリスタートしている
母からは積極的に友達を作ったほうがいいと言われたが
自分から話しかける勇気が出ない
何かきっかけがあれば、少しは話せるのだろうが
また、人から話しかけられたときも
上手く話を広げられないことが多い
せっかく相手が私に話しかけてくれたのに、
相手の善意を無意識に拒んでしまっているようで辛い
だったら努力すればいいと思うかもしれない
だが、その“気力”とやらが生まれないのだ
人と関われないことも辛いが、それ以上に
人と関わろうとすることができない自分自身が
大嫌いだ
一人のほうが気が楽なこともある
だったらいっそうのこと、孤独になればいい
そう思うこともある
しかし、困った時に頼れる人や笑い合う仲間がいない
ことに寂しさを感じ、結果的に仲間が欲しいと
感じてしまうのだ
家で寝る際に、急に悲しくなり
泣き出してしまうこともある
でも両親に涙を見せると心配させてしまうから
隠れて泣く
うつ病検査というものをやってみたこともある
インターネットでできるアンケートのようなものだ
結果は“重度”
その下には医師に相談することが呼びかけられていた
そこで素直に病院に行ければいいのだろうが
『自分よりももっと酷い人がいるだろう』とか
『うつ病じゃないと言われれば、
返ってもっと辛くなる』とか
考えてしまう
結局、何も変わらないままで終わるのだ
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追記
酷い文章でしたが読んでいただいた方はありがとうございます。時々、こうやって吐き出すことがあるかもしれません。すみません。
話は変わりますが。この度、♡の数が1000に達しました
沢山の方々に私の作品を読んでいただいてると実感し
心から嬉しく思います。私は承認欲求にまみれた人間で人から認められないと不安になってしまう、少々、面倒臭い部類の根暗人間です。こんな私の作品でよければ
これからも読んでいただけると幸いです。
高校一年生なので文法等に誤りがある場合がございます
どうか温かい目で見ていただきたいです…