私だけ 詩
これからの人生で何で私だけっで
思う時があるかもしれない
社会人になればよく分かる
社会には理不尽な大人が居るって事
だけど私だけと否定的にならずに
ポジティブに考えれば良い
私だけ怒られる事が多いと思うことがあれば
それはたくさん学んでるって事
私だけと思わずに
良い方に考え方を変える
そうすればきっと
毎日が楽しくなると僕は思う
空を見上げて心に浮かんだこと
空を見上げて心に浮かんだこと、それは高校生活に対する不安と葛藤。
学校は怖いから行きたくない。だけどなんとか気合で通学してる。毎日しんどい思いをしてまで通う必要があるのかな。空を見上げてそんな事を思う。毎朝、爽やかな空気を吸って静かに目をつむる。そうする事で心を落ち着かせ、不安を少しでも和らげようとしている。
学校が怖いというより学校の先生が怖い。学校の先生たちに何を言われるのか分からないという恐怖に駆られるんだ。
大丈夫きっと今日も大丈夫と毎日自分に言い聞かせながら通う。今日も私はきっと大丈夫だ。
目が覚めると
「あれ?ここは何処だ?」目が覚めるとそこには不思議な空間が広がっていた。まるでドラえもんのタイムマシーンの中のようなとても不思議な空間だった。私は何が起きているのか分からず、ぽかんしていた。「やっほー元気?」という声が聞こえた。私は辺りを見渡して声の主を探した。「ここだよ、ここ」後ろから声がして振り向くと一人の女の子が立っていた。その子は幼い頃の私にとても良く似ていた。「あなたは誰?」私が不思議そうに聞くとその子は「私は小学生の頃の貴方よ」と言った。「え?」私はその子が何を言っているのか分からなかった。「だから、小学生の頃のあなたよ」と女の子はもう一度そう言った。「ここは何処?貴方は何しに来たの?」私がそう聞くと「ここはね過去に戻れる空間なの。私はね、貴方にもう一度やり直さないかって聞きに来たの」女の子はそう言った。「やり直すって何を?」この子は一体何を言っているのだろう?「小学生の頃からもう一度やり直してみない?」と女の子は言った。「どうして?」私は思っている事がバレたような気がしてドキドキした。すると「だって勉強ができないから小学生の頃に戻ってちゃんと毎日学校でも家でも勉強する習慣をつけて中学生の期末テストとか中間テストで困らないようしたいって思ってるんでしょ?そうすればちゃんとした高校に行けるしね!」と女の子は言った。私はドキッとした。私が思っている事がこの子には分かるのか。「ちゃんとした高校じゃなくて悪かったね。私だってあんな変な高校だと思わなかったし……」と私はぼそっと言った。「だからさやり直してみない?未来が変えられるかもしれないよ!」と女の子はそう言った。「まぁ、やり直してみるのも悪くないかもね」私がそう言うと「行こう!」女の子は私の手を取って走った。
皆さんは過去に戻れるとしたらいつの頃に戻りたいですか?
※この話はフィクションです
私の当たり前
私は幼い頃から、人と関わる事が苦手で小学生の時も中学生の時も友達もほとんど居なかった。そのため学校生活にずっと孤独を感じていた。それは高校生になった今も変わらないままだった。
そんな時に当たり前について考え始めた。私にとっての当たり前はありのままで常に自分らしく居る事。どんなに辛くて苦しくても自分らしく居れればそれで良いんだと自分の心に言い聞かせてきた。心が折れそうになったときでも自分らしく居るという事を大事にしたいと思う。
友だちとの思い出
4年前の春、私が中学生になったときの事。
私は新しい環境に慣れる事が苦手で小学校から中学校という新たな環境でちゃんと過ごせるかどうかとても不安だった。また自分から話しかける事も苦手でクラスの友達と上手くやっていけるかという事もすごく不安だった。
しかしそんな私に一人の女の子が声をかけてくれた。「私愛美(まなみ)っていうの!良かったら友達になってくれない?」愛美ちゃんは私にそう声をかけてくれた。今まで普通に話しかけてくれた子はいたけれど、友達になろうと言われた事は一度もなかった。だから私はもの凄く嬉しかった。「うん!ありがとう」私は笑顔でそう言った。
しかし愛美ちゃんと同じクラスになったのは中学一年の時だけで残りの二年間は別のクラスだった。それでも廊下ですれ違うたびに声をかけてくれてとても嬉しかった。そして中学校の卒業式で愛美ちゃんは「またどこかで会えたら良いね!」と手を振ってそう言ってくれた。けれど私は寂しくて俯いたまま何も言えなかった。しかしやっとの思いで顔をあげて「友達になってくれてありがとう。とっても嬉しかったよ!またどこか出会えると良いね。それまで元気でね!」となるべく明るく言った。涙が出そうなのを必死に堪えていた。
あれから愛美ちゃんは元気かなと時々思う。でもきっと、新しい友達もできて高校生活を楽しんでいると思う。楽しく過ごせてるなら私はそれでいいと思う。また何処かで会えますように。