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目が覚めると

「あれ?ここは何処だ?」目が覚めるとそこには不思議な空間が広がっていた。まるでドラえもんのタイムマシーンの中のようなとても不思議な空間だった。私は何が起きているのか分からず、ぽかんしていた。「やっほー元気?」という声が聞こえた。私は辺りを見渡して声の主を探した。「ここだよ、ここ」後ろから声がして振り向くと一人の女の子が立っていた。その子は幼い頃の私にとても良く似ていた。「あなたは誰?」私が不思議そうに聞くとその子は「私は小学生の頃の貴方よ」と言った。「え?」私はその子が何を言っているのか分からなかった。「だから、小学生の頃のあなたよ」と女の子はもう一度そう言った。「ここは何処?貴方は何しに来たの?」私がそう聞くと「ここはね過去に戻れる空間なの。私はね、貴方にもう一度やり直さないかって聞きに来たの」女の子はそう言った。「やり直すって何を?」この子は一体何を言っているのだろう?「小学生の頃からもう一度やり直してみない?」と女の子は言った。「どうして?」私は思っている事がバレたような気がしてドキドキした。すると「だって勉強ができないから小学生の頃に戻ってちゃんと毎日学校でも家でも勉強する習慣をつけて中学生の期末テストとか中間テストで困らないようしたいって思ってるんでしょ?そうすればちゃんとした高校に行けるしね!」と女の子は言った。私はドキッとした。私が思っている事がこの子には分かるのか。「ちゃんとした高校じゃなくて悪かったね。私だってあんな変な高校だと思わなかったし……」と私はぼそっと言った。「だからさ、やり直してみない?未来が変えられるかもしれないよ!」と女の子はそう言った。「まぁ、やり直してみるのも悪くないかもね」私がそう言うと「行こう!」女の子は私の手を取って走った。

皆さんは過去に戻れるとしたらいつの頃に戻りたいですか?
※この話はフィクションです

7/11/2024, 6:29:27 AM