こころ

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6/11/2024, 12:14:48 PM

 街を歩いても何も感じなかった
 頭の中は今日の君の笑顔だけだった

 君の笑顔に殺られた
 目が合って気恥ずかしくなって
 たまらず目を伏せた
 君がまだ私を見ているせいで
 胸が弾けそうだった
 
 君という存在がただ幸せに直結している
 そう感じるのは恋だろうか
 恋でないことを願っている
 ずっとこの感情を抱いていたいから

 あの時の君の笑顔は
 ひたすら優しくて温かかった
 視界の中心に君がいた
 私の世界に君だけがいた
 それでもう十分幸せだった

 

6/9/2024, 12:45:46 PM

 朝日の温もり
 私は温もりを求めていた
 寒くなどないのに
 なんとなく求めていた
 温もりに包まれることが夢だった
 でも今ならわかる
 温もりには失う不安がつきまとうということ

 人は出会いと別れを繰り返す
 本当に欲しいものを求めて生きる
 夢のような現実という矛盾した存在を
 追い求め続けている

6/7/2024, 10:36:56 AM

 世界の終わりに君と恋した
 恋に落ちてからだった
 本当の絶望が始まったのは
 それは世界の終わりのようだった

 君は怖いほど欠点がない人だった
 私は何より君を失うことが怖かった
 君がいない世界ではなく
 私を愛してくれる君がいる世界でしか
 生きられない身体になってしまった

 そんな自分の傲慢さに絶望した
 気づけば私はただの臆病者で
 君はただの聖人でしかなかった
 
 君が最後に私を抱きしめて言った言葉
 「本当に心から愛してる」
 世界の終わりに幸せの絶頂を迎えることが
 私が犯した罪の残酷さを表していた

6/5/2024, 2:05:00 PM

 誰にも言えない秘密
 私は本当に惚れっぽい
 私にとっては
 好きな人なんてあってないようなもの
 私にとっては
 恋愛なんてCMみたいなもの
 すぐ終わってすぐ始まる

 一途、一貫、一筋、、、
 私には当てはまらない言葉
 どうしたらそんな風に生きられるのか
 私にはわからない
 いつも見かけるあのカップルが
 不思議で仕方がない

 こんな私の恋が成就しても
 きっと幸せな未来はない
 私の幸せはお手軽すぎて価値がない
 恥ずかしいから秘密にしているけれど
 私にぴったりな人をまた探してしまう

6/3/2024, 12:44:52 PM

 恋が始まった瞬間に
 失恋と同じ感覚を覚えてしまった
 また私は恋に恋してしまった
 
 まだ知り合ったばかりの男の子と2人で話した
 彼はあからさまに
 横を通っていく人の目を気にしていた
 彼が恥ずかしいと思っているように見えて
 彼と話したことに一種の後悔を抱いた
 
 なぜか自分が醜い存在であると感じた
 私は漠然とした虚しさを思い出していた
 元彼が教えてくれた感情だ

 恋に何のときめきも感じられなかった
 私はきっと間違えたんだ
 私はきっと恋に向いていない
 誰かを好きになればなるほど
 自分を嫌いになっていく

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