こころ

Open App
7/8/2024, 11:40:07 AM

 街の明かりは
 君の横顔を照らしていた
 
 帰り際
 歩く速さが遅くなって
 君が私を見つめる時間が長くなって
 まだ離れたくないんだと
 君に抱きしめられるから
 私はこの世界を好きでいられる
 
 街の明かりは
 私の影を濃くしていく

 君にこの孤独と不安が伝わらないように
 君といる時だけは
 身も心も君に委ねる

 

7/4/2024, 12:55:34 PM

 神様だけが知っている
 この努力が報われるかどうかを
 
 君は何より難しい問題を解き始めた
 その先に答えはなくても
 君は誰より自分を信じていた

 その姿にどれだけ勇気をもらったか
 私のくじけそうな心が救われたか
 君は気づいていないだろうけど
 君の知的な優しさが大好きだ

 私は知っている
 君が今まで頑張り続けてきたこと
 君が何度も転んで立ち上がってきたこと
 
 君のおかげで踏ん張れた私が
 君の素晴らしさを証明したい

 神様だけが知っている
 君の努力が報われてほしい

7/3/2024, 10:46:23 AM


 朝、先に目覚めた方がコーヒーを淹れる
 どちらかが家を出る時、必ずハグをする
 昼、思い出して連絡する日もある
 夕方、声が聞きたくなって電話する
 家に着いた時、おかえりと言って出迎える
 夜、一緒にご飯を作って食べる
 どちらかが眠るまで語り合う

 そうやって君と過ごす日々は
 ジェンガを限りなく続けるようなものだ
 続けるほど上達して慣れてくる
 でも少しの油断ですべてが崩れる
 一分一秒、一挙手一投足を大事にしよう

 一緒に歩むと決めた道
 この道の先に確かに君との未来があるのだから
 

7/2/2024, 2:08:55 PM

 日差しが強くて
 意識が遠のいていく
 君の言葉はすぐ溶けて
 君の勢いに圧倒されていた

 君が太陽なら私は月だろうか

 君に照らされる私は
 本当の私だろうか

 君ほどの強さも優しさもないのに
 君の何になれるのだろうか

 君を必要とする人がこんなにいるのに
 なぜ私のために生きたいと言うのか

 君以上に私を理解してくれる人はいないのに
 私は君の何を知っているだろうか

 
 

7/1/2024, 11:35:10 AM

 窓越しに見えるのは雨
 なんだか君を見ているみたいだった

 君は雨のような人
 私の心を今日も満たしていく

 目を開けば不安に包まれるのに
 目を閉じれば不思議と安心する

 君を見ていると吸い込まれそうになる
 君の声を聞くと耳から離れなくなる

 私の心の砂漠に緑を戻そうとする
 そんな君が愛しくて虚しいんだ

 君の生きる力になるために
 この私ができることはあるのだろうか
 

 

 
 

Next