Lacryma

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8/24/2025, 9:29:29 AM

空に轟く遠雷のせいで

また嫌なことを思い出してしまった

あの日、貴方と初めて出会った時も

曇天が空を覆い、雷鳴が響いていた

教会の窓から外を見ていた私に

あの音が聞こえなくなるまで側にいると

貴方は優しく微笑んで、隣にいてくれた

その瞬間から私は貴方に恋をしてしまった

でもまさか、もう運命の人がいたなんてね

そんなこと、一言も言ってなかったのに

本当に馬鹿みたい。私も、貴方も

私ね、雷なんて少しも怖くないの

勝手に勘違いして、私を気遣った貴方も

その優しさに心を奪われた私も

自分勝手で、自惚れていたんだわ

8/8/2025, 4:02:57 PM

貴方が私に向けた目は

もう前のような優しいものではなかった

ずっと覚悟していたんだ

いつかこんな日が来るって

どうしたらよかったのだろう

もしも時を巻き戻せたら

こんな結末にならずに済んだのだろうか

でも、これは夢じゃない

やり直すことなんてできない

貴方の心を取り戻すことは、もう二度と

8/7/2025, 7:00:28 AM

あの日、貴女はいつもみたいに

笑って「またね」と言ったけれど

その後、自ら永久の眠りについた

貴女に何があったのか

きっともう知ることはできない

8/5/2025, 4:39:42 PM

貴方が幸せならいいと思ってた

たとえどんなに嫌われても

いつか忘れ去られても

貴方が笑えているのなら、それでいいと

それなのに、宵に響くさざ波の音が

心の底に眠る悲しみを引き寄せて

溢れる涙を抑えられなくなった

本当は貴方に愛されたかった

この気持ちに気づいて

私を誰よりも気にしてほしかった

この想いが報われないというのなら

いっそ、美しいこの海の泡になりたい

泡になって、世界からいなくなって

貴方との思い出も全部消えてしまえば

こんな苦しみを知らずに済んだのに

お願い、私から離れていかないで

貴方にとってただの過去になりたくない

貴方の隣にいられないと言うのなら

どうか、私を忘れないで

7/27/2025, 4:18:38 AM

貴方は優しい人だった

私が嬉しい時は一緒に笑ってくれた

悲しいときはずっと側にいてくれた

だからこそ私たちは

もう終わりなんだってわかったの

あの日、最後の花園で

私の頬に残る涙の跡を見ても

貴方は何も言わなかった

こんなことを思い出してしまうのは

きっと夜の静けさのせいなんだろう

私にとって、貴方は眩しすぎた

太陽のように暖かい貴方の光に

私の目は眩んで

何も見えなくなってしまった

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