〝些細なことでも〟
〝開けないLINE〟
中学の時、部活が同じで色々お世話になった先輩がいて、その先輩が卒業する時手紙を書いて渡したことがある。一緒にちょっとしたポーチなんかも買って入れた記憶があるけど、1年前の話となると記憶も曖昧なので割愛するとして……。
と言ってもその先輩は他県の高校に行くとかで「よし渡そう」と思った日は家を不在にしていたらしく、代わりに先輩のお母さんづてに送ったので直接渡せた訳じゃないんだけど。
後日、「無事に届いたよ〜」とLINEがきて、いつでも手紙書いてね!みたいな一言と共に先輩の高校の寮の住所も送られてきた。もうLINEが繋がってるからわざわざ手紙を送ったことはまだないんだけど。
中学の時のように、先輩はたま〜にLINEで最近どう?なんてメッセージをくれて、2〜3往復くらいでその会話はいつも終わってたんだけど……たまにその履歴を見返してはふふふとなっていた。
が、メッセージは去年の10月くらいに交わしたものが最後になっている。自分が高校生になってのやり取りはまだしたことがない。基本的にメッセージをくれるのは先輩の方からだから、たまには自分から何か一言送ってみようかと悩まなくもないんだけど。
先輩も忙しいだろうし、ていうか私のことなんか忘れてんじゃなかろうか、送るとしても今更何話すんだろ、みたいな被害妄想をぐるぐる繰り返した後結局先輩のLINEのプロフィール画面を見るだけで終わる。
この先輩以外にも、小中が同じだった子とか、久しぶりに話したいな〜と思う人はいるんだけど。結局その中の誰にもメッセージを送れないまま長い子はもう数年以上普通に話してない。し、この間話に出てきたMちゃんもその中の1人なんだけど、Mちゃんに至ってはもう多分3〜4年会ってない。
メッセージを送れない理由はみんな先輩と同じ、今更何送るんだろうとか私の事なんか覚えてないだろとか。同じ町に住んでると何度かその辺で見かけることはあるけど、だからって話しかける勇気もないし。
ダラダラ思い出話をしといて特にオチとかはないんだけど。これを書いたことによって「やっぱまた話しかけよう」という気にもならなかったし。先輩もまさかこんな可愛げのない後輩に話のネタにされてるとは思ってないだろうなあ。
〝不完全な僕〟
生ぬるいジメッとした風が、
幼なじみの綺麗なロングヘアを撫でる。
その瞬間、あのバニラの香りに
ふわーっと鼻をくすぐられた。
嗅ぎなれた甘ったるいあの香り。
大好きだけど今は大嫌いな君の香りが、
執着するかのように友人を纏っていた。
・
『香水』
要は友達から元彼の香水の匂いがしたってお話
いつぞやに書いたメモを見つけたのでここにも
これもうちょい広げて短いお話書きたいな
〝私の日記帳〟
私は中々ひとつの事を長く続けられない人間で、ゲームとかも
ハマる→飽きる→久々に遊ぶ→ハマる……これの繰り返しだ、好きなYouTuberとかもそう。
日記なんてもちろん長く続いて数ヶ月くらい。アナログで書いたこともあるし、スマホのアプリでチマチマ残したこともあるし、勉強も兼ねて外国語で日記を書いたこともある。まあその全てが今は途切れているのだけど。そう言えば交換日記も友達とやってたっけな。
その中に1つが小学4年生の時のやつ。なにかの本のおまけだったか忘れたが、シルバニアファミリーの柄?だったかな。割とはっきり覚えてる、小学4年生の12月とか前後くらい。
その時はちょっと学校の事で悩んでた時期だったから、「明日学校行きたくないな」とかそんなことを書いたような気がする。気がするというのも、いつの日か読み返して猛烈に恥ずかしくなった過去の自分が勢いでゴミ袋にほおり投げてしまったので、細かい内容はもう覚えてないし、見返すことも出来ない。
いやまあきっと今の私が読んでも恥ずかしい内容ということに変わりはないのだろうけど、それでもちょっと、ほんのちょっと好奇心でもう一度読んでみたいような気もする。今残ってる日記はこれからも捨てないでおくことにしようと思う。