ちきんなんばん

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生ぬるいジメッとした風が、
幼なじみの綺麗なロングヘアを撫でる。

その瞬間、あのバニラの香りに
ふわーっと鼻をくすぐられた。

嗅ぎなれた甘ったるいあの香り。

大好きだけど今は大嫌いな君の香りが、
執着するかのように友人を纏っていた。



『香水』





要は友達から元彼の香水の匂いがしたってお話
いつぞやに書いたメモを見つけたのでここにも

これもうちょい広げて短いお話書きたいな

8/31/2024, 8:58:36 AM