〝あの日の景色〟
別に特別なことじゃないのになんとなく強めに記憶に残ってる思い出、瞬間みたいなのって、結構あると思う。
自分の場合はなんだろうと思って考えてみてパッと浮かんだのが、いとこ家族と自分たちの家族に加えて、友達と一緒に花火を見に行った日。……の、帰り。
終わった頃には夜も遅くて空も真っ暗。夜ご飯も外食で済ませて(全員でカツ丼屋さんに行ったのも追加で覚えてる)、友達の家まで父か母の運転で車で送ってもらってる途中。
いつの間にか友達は寝てて、私も目をつぶって寝てるフリ(ほんとに眠かったのかも、ここは覚えてない)をして。それに気づいたうちの親がそっと後部座席のモニターを閉じて、DVDも止めて、車内が静かになった瞬間。
2人が自分たち子供に気を使ってくれただけのこの一瞬を、今「なんでもない思い出」として私はパッと頭に浮かべた。なんならこの日のメインの打ち上げ花火を見た時間よりくっきり覚えてるかも。花火自体は写真を見返さないとどんなのだったか思い出せない。
なんでかは分からないけどこういう、移動の時間とかその日の目的じゃない謎の時間って自分の中で……言葉にするのが難しいけど、「あれもいい時間だったな」というか、その名前の無い時間も込で思い出になることが多い気がする。
ほんとになんでか分からないけど。行く前のワクワクとか内容によっちゃ不安とか、そういう「今から○○行くんだな」って実感の湧かなさとかふわふわした気持ち?
帰る時なら終わったなーって余韻とか、あっという間だったなって帰り道の景色を見ながら思う時間とか。
そういう気持ちがなんか、なんてことない時間にも自分の中で意味を持たせてくれてるのかなとか。思ったりした。花火見に行きたいなあ。
〝 カーテン 〟
久しぶりに創作っぽいことをしたい、なんか文書きたい、てか前のわしどんなこと書いてたっけなー見てみるか。
と、思って久しぶりにこのアプリを開いたら今日のお題が「カーテン」だった、むずい。
カーテンに関する思い出とかないな。
思い出じゃないけど、白いレースとかのカーテンが扇風機の風で揺れてたらクラゲっぽいって今思った。揺れるカーテン、って言葉すごいこれだけでお洒落な感じする。
あと教室のカーテンにくるまって友達とこそこそするみたいな女の子の図が浮かんできた、自分はしたことないけど。
カーテン変えるなら水色とか薄い紫とか、パステルカラーみたいなああいう淡い色がいい。予定ないけど。
〝空が泣く〟
雨って結構嫌いじゃないかもしれない。
起きてカーテンを開けて空が曇ってると、なんか自分てもよくわかんないけどちょっと安心する。
逆にめちゃくちゃ天気がいいと「また1日始まるんだなぁ」って感じがしてちょっと気が重い。休みの日はこれに限らないけど、これは学校に行く時の話で。
なんか雨が降ってると天気が自分の憂鬱さに共鳴してくれてる気がするというか……勝手に「分かるよ〜だるいよな〜」って寄り添ってくれてる気がして。
荷物が濡れるのとかは普通にめんどくさいけど。
〝時を告げる〟