はた織

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1/8/2025, 2:10:24 PM

Ring ring,
Thirteen o'clock bell rhyme.
The nine-life black cat comes through the wall.
Under the five-star, quoth the Raven “Nevermore!”
A lonely boy is dreaming the Imp of spell.
Good boy. For you,a blue rose.
Show me your dream that recites your real.
               (250108 Ring Ring…)

1/7/2025, 12:58:10 PM

 明日は明日の風が吹く人生とは言え、
 追い風に乗る気は全くなく、
 どちらかと言えば、
 向かい風に吹かれて歩く時が
 自分は生きているんだなと呼吸できる。
                 (250107 追い風)

1/6/2025, 12:57:02 PM

 ただ本が読みたい。
 一緒に本が読みたい。

 互いに読みたい本と向き合うだけでいい。
 言葉を交わさなくてもいい。
 あなたとは背中合わせでいい。
 温もりと鼓動とかすかな神経の伝達を
 ふたりの脊椎に感じさせればそれでいい。

 時折耳元に聞こえるのは、
 ページをめくる音、紙と皮膚のひびき、
 唾を呑み込む喉元、思わず漏れる溜め息、
 乾いた口の咳払い、涙混じりにすする鼻先、
 暇つぶしに鳴らす手足の間接、飽きたあくび。

 読書に包まれた静穏の中を
 あなたと一緒にいたい。
               (250106 君と一緒に)

1/5/2025, 12:37:27 PM

 まばゆく暖かな陽光を吸いし白き頬の神々しさ。
 柔らかな日陰に包まれし黒きいが栗頭の愛らしさ。
 星空に蕩ける蒼黒のつぶらなおめめと、
 凍てつく寒さに応える真っ赤なおくち。

 私が本を読んでいる時に、子どもがいたずらに寄って来ないかなと願っていたら、そんな子が顔を覗かせて笑ってくれました。きっと、冬晴れの陽気をまとったお地蔵さんの生まれ変わりでしょう。

 私はまだ大人になれぬ子どもですから、手を合わせて挨拶もせず、つい笑ってお別れをしました。
 暖冬のぬるさに、お天道さまのありがたみが薄らいでしようもありませんね。
                 (250105 冬晴れ)

1/4/2025, 12:32:57 PM

 偶然見下ろした先にある道端の苔に咲く、米粒ほどの小さな花に美しさを感じること。

 この美を日々愛せば、いつかは袁枚の見た牡丹が苔の中にも咲くだろうよ。
                (250104 幸せとは)

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