夢幻劇

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1/6/2026, 4:14:11 PM

朝8:00、まだ寒い風が吹くなかで学校に向かう。ダウンにマフラーにカイロ。これらの完全防備でも、1月の朝はまだ寒い。それどころか、今冬の気温はまた下がりそうだ。
頬にあたる冷たい風に身をすくめるけど、ほぅっと白い息を出してみたり、落ち葉を踏んでみたり、道の片隅に咲く花に目を向けたり、雲の流れをみてみたり。そんな冬の朝の、白くて新鮮で不思議な空間に心和ませれば、いつのまにか学校についている。
朝日に照らさせれる校庭を横目に靴を履き替え、教室へと歩みを進める。ガラッと大きな音をたてながら開く築80年の校舎のドアも、朝の魔法でなんだかエモく感じる。だから、誰もいない教室が朝なのに夕焼けにもみえてしまうのも、窓からの光が暗い教室全体を照らしている、そんな朝の魔法にかかっているからだと思う。
そして私は、窓際の、前から2番目の自席にリュックを降ろしダウンを椅子にかけて窓に寄る。フレームから身を乗り出し大きく広がる街並みと、美しい空をじっと眺める。しかし眺める一瞬だけで、私はすぐにカーテンを閉める。どれほど寒い日でも、1時限目が始まる頃には陽が差し込んできてとてもじゃないが眩しくなるからだ。そんな訳で、私は名残惜しい気持ちをグッとこらえ今日もカーテンを閉める。自席に戻ると、時刻は8:03。『あと2分。』そうで頭で唱え、浮つく心を装おうと本を開く。すると、間もなくして誰かが廊下を歩く音が聞こえてくる。私はドアがガラッと開いた音で顔を上げ、彼の方をみる。
「おはよー」「おー、おはよー」
自然と緩む頬で挨拶を交わす。ちらりと時計をみると、
ぴったり8:05を指していた。彼は毎朝ぴったり同じ時間に来る。それがちょっと面白くて、小さく吹き出した。
「なんだよ、急に笑ったりして笑」
彼も釣られて吹き出す。
「ううん、なんでも!笑」
こうやってくだらないことで笑い合う時間が大好きで、ますます彼のことを好きになる。でも楽しい時間はあっという間で、8:10頃には彼の友人がやって来る。そうすると私たちは会話を終え、私は再び自席で読書に勤しむ。今度は内容にしっかりと集中して。そして教室は一瞬にして平凡を取り戻し、朝の魔法などなかったかのように振る舞う。
朝の魔法は5分だけ。それでも朝一番に彼に会えることが嬉しくて、5分だけでも2人きりを感じられるのを楽しみに、私は今日も明日も8:00に登校する。
欲を言えば、5分なんかじゃなくもっと話したい。
それでも、朝の魔法は私に勇気をわけてはくれない。
そんな弱虫な私でも『彼と一緒にいたい』と、そう願ってしまう。
【君と一緒に】いたいと……。

1/5/2026, 3:41:56 PM

いつもより少し早く起きた休日。
眠たい身体をなんとか起こし伸びをして、あたたかい布団との別れを決意する。
カーテンを開くと、辺りはまだ薄暗い。でもそれは怖いという感じではなくて、むしろどこか楽しげにみえる。
そんな朝の情景に頬を緩めふと下に目をやると、昨夜は雪が降ったのだろう、ひっそりと咲く野花には小さな結晶が積もっていた。懸命に咲く野花を愛らしくみつめていると、結晶がじわっ、と音も立てずに消えていってしまった。
するとそこに、一筋の光が刺し込んできた。そしてそれを合図とするかのように、たちまち辺りは明るくなってくる。どこからか鳥のさえずりも聞こえてきた。
私はもう一度身体を伸ばし、握った手に力を軽くこめる。
よしっ、と気合いを入れて空を見上げると、もうすっかり太陽が主役の座に座っている。
気持ちの良い1日は、この冬晴れと共にスタートした。

【冬晴れ】

1/4/2026, 3:59:26 PM

幸せとは?

ーーそれはきっと、みんな違うもの。


じゃあ、あなたにとっての幸せって?

ーー私にとっての幸せ。
  それは例えば、暖かい布団に包まること。
  美味しい料理を、口いっぱいに頬張ること。
  1日の疲れを、湯船に浸かって解すこと。
  ひとつのことに、ただひたすらに没頭すること。  
  大好きな人と、同じ時を共有すること。
  みつけた小さな喜びを、わかちあうこと。
  頑張る人を、応援すること。

こんなとき、私は幸せを感じる。


幸せにはたくさんのカタチがあって、目に見えるものと、
見えないものがある。
とても大きな幸福を感じるときもあるし、小さな幸せに心和むこともある。

どれが正しい。なんてことはないけれど、たまには小さな幸せを感じ取ってみて欲しいと私は思う。
それはきっと、あなたが思うより身近にあって、あなたが思うよりあなたに幸福を分けてくれると思うから。


【幸せとは】
なんだかよく分からない文になってしまいました……( _ _ )↯↯
それでも読んでくださった方、ありがとうございます´`*

12/31/2025, 2:08:59 PM

あと1時間もなく2025は終わりを告げ、私たちは新たなる年、2026を迎える。

あと1時間。たかが1時間。されど1時間。
皆さんはどうお過ごしでしょうか?

どう足掻いたって時は留まることを知らず、私たちにはただ過ごすことしかできない。

だけれども、''どう過ごすか''は時の知ったことではない。

だからせめて、
悔いが残らないように、
より良い門出を迎えられるように、

【良いお年を】

12/22/2025, 3:06:44 PM

あなたがくれた光をーー。

2011年3月11日、東日本大震災。
それは、突如として私たちに降りかかった。

この先どうなるんだろうという、不安。
また地震が来て、津波がくるかもしれないという、恐怖。
明日、明後日と生きている未来が見えなくて、
目の前は真っ暗。
地面に立っている感覚もなく、今にも倒れてしまいそう。

どうしようもなく震える夜に、あなたと出会った。

あなたは、不安をも消し去るような笑顔で言った。
「大丈夫。私たちは、きっと大丈夫。」
なにが大丈夫なのか、なんてわかんなかった。
だけど、このたった3文字が、私にありえないくらいの安心を与えてくれた。
赤子をあやす母のような、あたたかい日差しのような眼差しと温度を含んだあなたの言葉が、私に希望を与えてくれた。
からだの震えなんて、すぐに収まった。

あの日、避難所で出会ったあなた。
人を勇気づけられる、心の強さを持ったあなた。
もう、会うことはできないあなた。

あなたのお陰で今日を生きていられる。

世界では、今この時も、不安でいっぱいの夜を過ごしている人が沢山いる。

そんな人達に、今度は私が励まし、希望を授けたい。

願わくばどうか、この希望の連鎖が永遠に続きますように…

【光の回路】
道徳の授業で行った''希望''について。

希望とは、例えば1人の寂しい夜に安らかに眠るためのものであり、前を向いて進むための道標であると私は思います。
真っ暗な道を照らす灯りこそが、''希望''なのではないのだろうか。
そして大きな希望でなくとも、それを心に宿すことが上手く人生と向き合うコツなんじゃないか、とも。

もしこれを読んでいる人で、明日が見えない人がいるのなら
大丈夫だよと伝えたいです。

という自分語りです(,,- -,, )
恥ずかしくなっちゃったら消すかも…?

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