夢幻劇

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あなたがくれた光をーー。

2011年3月11日、東日本大震災。
それは、突如として私たちに降りかかった。

この先どうなるんだろうという、不安。
また地震が来て、津波がくるかもしれないという、恐怖。
明日、明後日と生きている未来が見えなくて、
目の前は真っ暗。
地面に立っている感覚もなく、今にも倒れてしまいそう。

どうしようもなく震える夜に、あなたと出会った。

あなたは、不安をも消し去るような笑顔で言った。
「大丈夫。私たちは、きっと大丈夫。」
なにが大丈夫なのか、なんてわかんなかった。
だけど、このたった3文字が、私にありえないくらいの安心を与えてくれた。
赤子をあやす母のような、あたたかい日差しのような眼差しと温度を含んだあなたの言葉が、私に希望を与えてくれた。
からだの震えなんて、すぐに収まった。

あの日、避難所で出会ったあなた。
人を勇気づけられる、心の強さを持ったあなた。
もう、会うことはできないあなた。

あなたのお陰で今日を生きていられる。

世界では、今この時も、不安でいっぱいの夜を過ごしている人が沢山いる。

そんな人達に、今度は私が励まし、希望を授けたい。

願わくばどうか、この希望の連鎖が永遠に続きますように…

【光の回路】
道徳の授業で行った''希望''について。

希望とは、例えば1人の寂しい夜に安らかに眠るためのものであり、前を向いて進むための道標であると私は思う。
真っ暗な道を照らす灯りこそが、''希望''なのではないのだろうか。
そして大きな希望でなくとも、それを心に宿すことが上手く人生と向き合うコツなんじゃないか、とも思う。

もしこれを読んでいる人で、明日が見えない人がいるのなら
大丈夫だよと伝えたい。

という自分語りです(,,- -,, )
恥ずかしくなっちゃったら消すかも…?👉🏻👈🏻︎💓💭

12/22/2025, 3:06:44 PM