歴史上の偉人へ会いに行ったり
未来の自分の姿を見に行ったり
そんなことできるなら
過去や未来の人がこの現在へ来てもおかしくない
どこかの時代でタイミングがあった時から
過去、現在、未来の人々が共存しているのかも
『もしもタイムマシンがあったなら』
お金。時間。休まる場所。無職でも許される法律。
彼氏。親友。頼りになる上司。素直な部下。
やる気。精神力。体力。筋肉。規則正しい生活。
スニーカー。レインシューズ。財布。カバン。スマホ。ノートパソコン。ベッド。
美的センス。語彙力。説得力。トーク力。記憶力。
身長160センチメートル。スリム体型。
枝豆鷲掴み放題で素が取れるくらいの手の大きさ。
細かくあげればキリがないほど欲しいものがあって、でもどれが一番かなんて決られなくて。気分の波で物欲がおさまることもあって。
ない頭捻って考えた結果、やっぱり「睡眠」が欲しいかな。
『今一番欲しいもの』
五月待つ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする
【『古今和歌集』 一三九番歌 よみ人しらず】
他所で使っているペンネームもこの大好きな和歌から取ってます。
どのくらい大好きか説明が難しいのですが、この和歌の影響で大学の卒業論文の題材を和歌にしました。
懐旧の思い−−香りから昔の恋人と過ごした日々が思い出さられる、という現代にも通ずる感性が平安時代からあったんだと当時すごく印象に残ったんです。
平安時代は着物に香りを焚き染める薫物(たきもの)が主流にも関わらず、和歌で読まれる香りは梅や橘など植物の香りがほとんどなんですよね。この和歌も袖の香りなら薫物の香りのはずですが、平安時代の橘は不変のイメージが存在していたので、色褪せない「変わらぬ思い出」と昔の懐かしい恋人との日々を橘の香りを代用して詠んだのではないかと私は勝手に解釈してます。もちろん諸説あり、私が間違った解釈をしているかもしれませんが。もっと専門的に調べたかったですね。
……長々失礼しました。
この「書く習慣」はハンドルネーム以外のアイコンやプロフィールの登録がない分、他の方と名前が被ったら申し訳ないなと思い、ペンネームではなく数字を取りました。
読み方は「イチサンキュウ」でも「ヒャクサンジュウキュウ」でも「イサク」でも「ソスウ」でも何でもお好きにお読みください。
これからもどうぞよろしくお願いします。
『私の名前』
「暑いね〜」
そう言って団扇の代わりにハンディファンの風を受ける君。白地に青や水色の大きな花柄が散りばめられた浴衣に、藍色の帯を締めていた。
熱って赤みが差した丸い頬。汗でしっとり濡れている前髪。風でゆらゆら揺れる後毛。汗の粒が伝う白いうなじ。
ゴクリ、と僕の喉がなった。
『視線の先には』
「次のお便りです。埼玉県の匿名希望さん。
【えっ待っマジウソちょっ信じられんのだけど!!
と最近テレビよりもSNS見た方が驚くニュースが飛び込んできます。
衝撃を受けるあまり、良いニュースも悪いニュースも関係なく目が潤んでしまいます。
これって私だけでしょうか?】
これは難しい問題ですね〜。そうですね〜。えーっと、多分、多分ですよ。
今日はもう早く寝てください。
そして明日からも早く寝てください。
リフレッシュして明日からもお仕事頑張ってね〜!」
『私だけ』
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ドラマや映画でみる登場人物の記憶はセピアかモノクロ。
ストーリー軸と過去軸を視聴者に分かりやすく示すためなんだろうか。
私はどんなに古い記憶でも、色も言葉も表情もカラフルに思い出せるんだけど。
いや、うん。普通か。
『遠い日の記憶』