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7/24/2024, 9:23:40 AM

誕生花

その存在を知ったのは数年前だった
小説を書きたくて誕生石とは違う特別な何かを調べていた

誕生花は誕生石と違い365日分ある
しかも花言葉まで

花言葉なんて中々覚えられない
しかも365日分も
誕生花以外にも花はあるわけで…
そんなに覚えられるはずがない

とは言え女なら憧れるであろうバラの本数の花言葉は覚えておいて損はしないだろう
後、月が綺麗ですねの返事も
好きな人がいれば相手の誕生花や誕生石を知っておいても損は全くしない

女全員が花が好きか聞かれれば違う
花は好きでももらった後を考えて欲しい
花瓶が無いかもしれない
もしかしたらズボラかもしれない
そんな事情を考えず108本のバラをもらっても困る
嬉しいけど…

渡すなら考えて渡した方がいい
花瓶はあるかとかズボラじゃないかとか
確認するなら1回相手の家に行く時にちょっとした花束を渡してみるのがいいかもしれない
花瓶の大きさも見れるしね
花瓶がないなら花束と一緒に花瓶を贈るのもいいかもしれない

うちの母は花が好きだ
家庭の事情で自分で種から育てることはしないが花束を渡すと嬉しそうにする
去年までは花瓶がなく少し残念そうだったので花瓶と花束をプレゼントした

母の日なら迷わずカーネーションだが誕生日の花束はすごく悩む
その月の花もいれたいし誕生花もいれたい
いれすぎると花束の値段頑張れ高くなる

贈られた方は気持ちだっと言うが贈る方はそうもいかない
喜んで欲しいからだ
確かに気持ちだが適当に決めた花束では意味が無いのだ
悩んで決めるからこそ喜ぶ顔を見て幸せな気持ちになる

花は前を向かせる

そう思ったのは小学生の時の修学旅行先でのことだった
修学旅行では広島に行った

広島の原爆資料館でとある文を見つけた

焼け野原に花が咲いた
50年は咲かないっと言われていたのに花が咲いた
その花を見て生き残った人々は元気をもらい復興した

こんな感じの文だった

きっと花を見て何かを感じるのは強く咲きほこるからなんだとその時から思うようになった

誕生花は誕生日に咲いてる花が誕生花になってることが多い
きっとどんな環境でも咲きほこる花のようにこれから強く凛々しく成長しますようにっと願いもこめられていると思う

そろそろ誕生日だ
花言葉と誕生花と願いを込めて咲いた花を選んで束にする

7/23/2024, 7:22:04 AM

小さい頃はあの時代に行ってみたい
あの人に会ってみたい

なんて夢物語みたいな純粋な考えだった

20年も生きていれば考えも変わる

コロナの前に行って祖母とお酒を飲みたい
幼い時に亡くなった祖父に会いたい
曾祖母にもう一度会いたい

私は身近な人は亡くなっていない
亡くなっていても老衰や私が小さい時の話だ

世の中にはもっと後悔していること、こうしたかったっと願う人が多い
もしも、病気をもう少し早く見つけていたら…
もしも、東日本大震災の時に右じゃなく左に行っていたら…
もしも、能登半島地震の時に自分と一緒にいられたら…
もしも、あの時にあの言葉を言わなければ…

私と比べることが難しい程の後悔と懺悔
私は知らない
知ることが出来ない
私の身近でそんなことが起こらなかったから
だからその人の後悔も懺悔も理解出来ない
それでも時は戻らないのだ

日本人は強いと思う
関東大震災、阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震、能登半島地震など…
日本は多くの災害をうけてきた
その度に復興して生きている

亡くなった人が大勢いる
前を向けなんて言うのは簡単
前を向くのは難しい
でもそうするしかないことも理解している

私は災害で身近な人を失っていない
だからそうゆう人達の気持ちが理解出来ない
理解出来ないからこそ何も言えない
言えたとしても前を向いて歩いてっと言うしかない
無責任だと思う
言わないのも他人事のようだ

でも理解して欲しい
自分の身に振りかからないと人は理解出来ないのだ
例えば原爆の被害者のことを理解できるか?っと聞かれて当事者以外理解は出来ないのだ

理解が出来ない
理解しようとしてないっと言われようが無知だろうが理解出来ないのだ
それでも手伝いたいがために募金をする
たとえ微差だったとしても…

私は過去に戻れるなら祖母とお酒を飲みたい
亡くなってはいないが会える数週間前に倒れて施設に入ってしまった
ようやく成人して一緒に飲めるって時だった
私は悔しかった
ようやくだったから

過ぎた過去は戻らない
祖母の代わりに親と沢山飲んでやろうと思っている

タイムマシーンがあったらまた別の幸せの道を歩けるかもしれない

7/22/2024, 9:51:30 AM

あのおもちゃが欲しい
あの漫画が欲しい

昔は、おもちゃや漫画が欲しかった
ハマっているもの、流行っているもの
物が欲しかった

昔はお金が欲しいっと言う大人が理解出来なかった
物が欲しいなら物が欲しいっと言えばいいのにっと
家が欲しい、お酒が欲しいって物が欲しいって言えばいいのにって思っていた
でも大人はお金が欲しいっと言う

お金が欲しい

それを理解したのはいつだったか…
一人暮らしを始めてからか、それとも社会人になってからかは分からないが理解してしまった

物が欲しい
でもその物を買うためにはお金がいる
だからお金が欲しいっと

昔はもう少しお金があったのかもしれない
でも今の日本では生活するので手一杯だ
昔みたく物価が低ければ旅行にも行けたかもしれない
昔みたく給料が多かったら好きな物を食べられたかもしれない

今はほんの少しだけしか好きな事が出来ない
長く我慢してようやく少しだけ好きな事が出来る
お金が足りないのだ

気がつけばいつの間にか口癖のように言っている
いつかの大人のように

「お金が欲しい…。お金があればなぁ………」

7/21/2024, 7:16:33 AM

名前は親からの最初の誕生日プレゼント

いつ、どこでだったか忘れたが誰かが言った言葉だ
キラキラネームだろうがしわしわネームだろうが確かに子供を想って付ける

小学生の時だったか中学生の時だったか忘れたが母親に自分の名前の由来を聞いた事があった

自分の名前の由来は●のように美しく育って欲しいっと想いを込めたっと言った
………すまないが伏せ字を使わせてもらった
知られてもいいが念の為にな

まぁ、よくあるように漢字に想いを込めてもらったのだ
おかげで友達とかから太っているが顔は整っているから痩せれば…っとお墨付きをもらうほどである
モデルやアイドル見たいに美しくしくとは違うが一般的に比較的には整っている部類に成長した

高校生の時に親に自分の名前候補を聞いてみたことがあった
いくつかの候補から選ばれるたであろう決めてを聞いてみたくなったのだ
結果から言えば一つだけあった
■▲っと言う名前だ
伏せ字の理由は今から説明する

父親と父方の祖母の名前から1文字づつもらい■▲にしようっと決めていたらしい
■▲はよくある漢字で読みで別に辞める必要もないように名前だ
なぜ辞めたかと言うとちょうど名前を決める時にあるニュースが流れた
サリン事件に関わった人が捕まったっというニュースだ
関わったっと言ってもすぐに忘れ去られて教科書や将来テレビで放送されないぐらいの立場の人だ
その人の名前こそ漢字も読みも同じく■▲だったのだ
同じだからといって虐められることはない
だが知ってしまった以上は、聞いてしまった以上はこの■▲には出来ないっとゆうことになったみたいだった

この話を聞いて衝撃だった
忘れ去られ■▲っという名前で虐められる事は無いっと知っていても確かに自分と犯罪者、しかもサリン事件の犯罪者と同じ名前だったとしたらすごく気分が悪い
名前の話を聞いて今の名前でホッとしたのを今でも覚えている

名前は親からの最初の誕生日プレゼント

本当にその通りだと思う
たまたまニュースで見ただけ、たまたまその名前だっただけ
それ以上でもそれ以下でもない
本当に偶然に知ってしまった
それで今の名前になった

昔は嫌いだった名前が今はすごく好きだ
親には言わない
恥ずかしいから

子供ができた時は意味から考えて名付けたいと思っている
………ただし■▲って名前は知ったからには付けたくないかな

さて、毎年恒例の自己紹介タイム
苦手だけど名前は堂々と!

「私の名前は…」

7/20/2024, 12:57:40 AM

つい人の粗を探してしまう
例えば寝癖、服装の乱れ、貧乏ゆすりなど…

まるで人のふり見て我がふり直せみたく

でも実際は自分はそんな人よりしっかりしているっと思い込む
寝癖はないし服も乱れてないし貧乏ゆすりもしていない
そんな自分はあの人達より上なのだっと
けしてあの人のようにはならないっと自分をなおす

テレビでは差別を無くそう!っとデモや呼びかけなどが流れる
綺麗事だと思う
差別なんて無くなるはずないっと思うから

だってあの人は自分より劣ってる
あの人は自分よりはるか下だ
あの人みたく失敗せず私は完璧
あの人とは違い痩せてる自分

どこに差別がないなんて思うのだろう?
みんな、周りは自分より下だって思っているのに

差別が無くなることはない
日本で差別がないのは心で思ってるだけだから
表にだして「お前は自分より劣ってる」って言わないだけ

差別は無くならない
出来るのは表に出さないことだけ

今日も視線の先で人の粗を見つける

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