嗚呼、こうかいなんて、しなきゃ良かったな。
自分の心にそう、愚痴を吐いてしまう自分が、
何となく可哀想で虚しいただ独り言に消えていく
寒い一人きりの空間に震えているだけ、恐れる、
それだけ、もう一人の温もりなんて当の昔に、
消えてしまった、手を首に掛けて、ゆっくりと、
息が出来なくなって辛そうなアイツの顔を、
未だに覚えている、その後は、ガスみたいなのを
部屋から放出されて何も覚えてなくて、
バスに戻った、だけど、やはり隣にアイツは、
居なかった、あ、俺がヤったんだ。
二つの意味に震えながら、ゆっくりと、
沖縄から帰る道で、あの行く時の顔綺麗だったな
アイツともう二度と合えないのか、辛いな。
ずっと友達でいたかった。
ただ、それだけだったのに、何でこんな目に。
俺の人生があそこでリスタート出来れば良いのに
そう願ってしまう、傲慢な願いなんて、
"叶えられたら、やり直したい、あの日から。"
あの笑顔、あの無口な真面目顔、あのカッコいい
猫背で、何をしていてもイケメンで、
俺の…俺の……親友の…。
こうかいしかそこには、残らなかった。
追記(元ネタ)
こうかい……後悔、公開
ヤったんだ……殺害とヤったですね。
RooM No.9(ルムナン)Bエンド 大誠
(主は未プレイにて首絞め後は少し捏造してます)
秘密の場所、そんな憧れが今は仲間が集う場所へ
変わっていった、誰にもバレないように、
静かに、行動を決めるために、最初は一人で、
模索して、苦労して、瀕死にもなりかけたっけ?
でも、今は違う、様々な出来事から仲間が増えて
協力して分担して、支え合うまでに強くなった。
その為、この場所も改築やら増築をした。
そのプロも仲間の中にたまたま居たので、
頼んで、材料などは、調達して、全力で作った。
今やこの大きな場所となり、仲間の憩いの場、
出発への休息所、帰還への安息所として、
待ってくれているから、危険な場所へでも、
怯えずに、躊躇せずに、前へと進んでいける。
だから、
"どうやったとしても、諦めたりしない。
そう、仲間達と約束したから。"
ちょっとだけでも、良いから、あの人みたいに、
仲間に囲まれて協力し合えて、楽しいグループ?
とかになりたかったな、でも、私は、出来ない。
アナタを待つ、ラスボスなのだから、あぁ、
望まれた、世界へ戻りたかったな、
結局私は、ラスボスである存在なだけ、
辛いな、リーダーアナタには私を助ける権利、
それがあるのだ、どうするのやら、
私は首を長くして待っていますからね、
ですから、アナタは、強くなって証明してね。
その正義を!
ラララ、歌声が夜に木霊している。
また、あの美しい声が私を呼んでいる。
あの声が私に救いを求めている。
助けを欲しがっているだけど…何故か…、
あの声は聞き馴染みがある。
何処かに忘れた記憶があるような、ないような、
思い出して良い記憶なのか、駄目な記憶なのか、
まだ、分からない、分かってはいけないのかも?
だけど、そちらへ行かなければ行けない気がして
身体が勝手に動いた、そこには、見覚えのある、
背格好をした、一人の女性が星空へ向かって、
歌っていた、それを私は影から見ていると、
それに気が付いたのか、歌声が止まり戸惑いを
隠し切れずに動揺していた、けど、顔を見た瞬間
目を見開いて此方に走ってきた、何でだ?
そして、私は抱き締められた、何故か。
分からず気が動転していると、女性が喋った。
"やっと…会えた…○○、平気?無事?
あの頃の記憶ある?ないなら、今は私にだけ、
付いて来るだけで良いから、来て欲しいな。"
訳も分からず付いていくと、そこは懐かしい、
気配や景色や、匂いが広がる街だった。
私にはやはり理解ができなかったが、
少しだけ思い出した、この場所は故郷だ、
ただそれだけは、分かる。
だけど、もっと思い出さなければいけないような
何だっけな、もう、記憶消えてて分からないや。
本当にそれは、消えた記憶?なの?
それの見分け方も知らないなら、まだ、
貴女は夢の中で彷徨うただの哀れな生け贄。
貴女なら、出来るはずだよ、この場から、
抜け出して現実へ戻ることが。
風が運ぶもの、それは、春の訪れだけじゃない。
様々な訪れを迎えに来る事でも有名だろう。
例えば、新しい生活の訪れ、恋の訪れ、
学生なら成長の訪れ、後輩の訪れ、
本当に風はいたずら好きだ、こんなにも新しい、
訪れを届けてくれるのだから、私にはこれが、
堪らなく待ち遠しくしている、と言っても、
私には何も普通の人と変わらない一般人だ。
でも、それだから、春が羨ましく感じる、
そう、いつも、思っていると突然変化した、
知らぬ間に、見えない生物が見えたのだ、
それも、人外だ、風のイタズラか分からないが、
今すぐにでも、逃げ出したい!
そう、思い逃げようとすると、腕を急に掴まれ、
驚いて反射的にそちらを見ると、明らかに、
淫魔であろう、女の子に捕まってしまった。
怖いのただ一言だ。でも、違った。
"落ち着いて、貴方を守りに来ただけよ?"
それを聞いて落ち着くと、彼女は、淫魔は、
仮の姿で、本当は龍いや、ドラゴンらしいが、
訳ありで、今はこの姿で落ち着かせてるらしい。
だからと言って、これで安心できる訳がない。
命が狙われ、ましてや、守られるなんて、
考えたくなかった、いや、知りたくもなかったよ
摩訶不思議の出来事の始まりフラグなんて、
折れれば良かったのにな…。
いつ何が起きても良いように、考えて行動してね
question、そう貴方は言った。
単なる言葉であったのだが、その後に分かる。
あの、不吉な事実に世界が震撼してしまう、
あれが、まさしく、地獄絵図、あれは、まさに、
救済執行、誰かが叫べば人は、爆発して、
また、人が消えていく、散り散りになっていく、
瞳だけが澄んでいた、清々しい程に嘘を付けず、
真っ直ぐとした瞳で答える、その仕草で、
世界すら変えてしまえる存在なんて、
あったら、と思うと怖く感じていたが、
実際に居てしまったのだ、いや、コイツは人間?
いいや、違うような、違うだろうな、疑問が、
尽きないのだが、コイツに質問された、俺は、
何も出来なくなって、ただ、震えていた。
その答え次第で、世界を崩壊してしまう程の力、
それをこの女は持っているから、答えるのが怖い
"今回はちゃんと答え聞けると思ったのにな。"
そうか、それを聞きたくて人間に化けたのか。
壊させてたまるかと思い答えた。
"結局、それに疑問など俺は、感じない。"
そう、淡々と答えるとその女はびっくりした顔を
していた、それもそうか、普通ならこの答え、
出るとは思わなかっただろうな。
だが、直ぐ後に笑った。
意外にも気に入ったらしく、異変はなくなり、
散った人間も復活していた、何もかも直した。
その能力でさえ、驚きなのだが、
呆然と考えてもいると、女の方から近寄ってきた
女ではなく、彼女は、俺の事をお気に入りに、
入ったらしく、アクセサリーをプレゼントされた
それを渡した後メモ書きを空から降らせて、
黒い竜巻に消えていった。
あの彼女の疑問など誰にと分かりやしなあ。
もう、誰も知ってはいけない質問なのだから。
本質なんて、無限の定理なんて、疑問だって、
答えを出したら永遠に終わらなくなるのだから、
知っている神でさえ、言いたくないのだから、
禁忌は禁忌のままであるって、皆思うだろう。
だが、俺は違う、禁忌こそ、全ての疑問の答え、
その解放を望む、世界でしかないのだから、
それに気付くのは、いつになるのでしょうか?