8/15/2023, 10:07:56 AM
2人で歩いた夜を、僕は忘れることはできないだろう。
月みたいに白い君の横顔、
流れ星のような艶やかな髪、
熟れた苺色の唇、
夜の海の色をした眼は、
僕の心を刺激して堪らなかった。
あの夜限りで、もう君に逢うことはない。
8/14/2023, 10:06:11 AM
どうしようもなくしんどくて、逃げ出した。
体力が続く限り飛ばし続けた。
漕いで、漕いで、たどり着いた先で。
俺が見たものはなんだった?
その先に君の笑顔が待ってるわけでもなくて、
振り返ると地獄しかないような世界で。
君がいない世界に、愛を明け渡すことなんて出来ないって
知ってしまった。
もう居ない君に向けてでも、
できる限り愛を渡そうと思ったんだ。
俺は今日も、君の墓標に向かう。
自転車に乗って。
8/12/2023, 1:30:16 PM
君のこえは、とても美しかったです。
君は、すごいひとでした。
わたしは、君を尊敬してます。
君の歌ううたは、とても素晴らしかったです。
君のすべては、音楽でした。
君の奏でる音楽は、わたしのすべてになりました。
君の奏でる音楽は、君のすべては、君は、
わたしが愛したひとでした。
8/11/2023, 12:33:14 PM
貴女は、とても美しいひとでありました。
皆が貴女に心惹かれるように、
僕もまたそうでありました。
風に運ばれそうになった麦わら帽子。
それを抑える貴女の白い花のような手。
貴女は陶器のような声で僕に云いました。
風で私から飛んで離れないで、と。
8/9/2023, 12:53:52 PM
俺は君と出逢うべきじゃなかったって思っていた。
でも君は、
「上手くいかなくたっていい、
悪い方に物事が進んでもいい、
あなたと出逢えたなら。」
って言ったんだ
上手くいかなくたっていい。
最初から決まっていた運命でも、抗えばいい。
そう言われたような気になる、
魔法のようなひと言だった。