NN BOX 出会いをありがとう!

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3/24/2025, 6:38:46 AM

雲り。


雨。


晴れ。


夏。


どれも愛する瞬間だった。


いつだって僕を見守ってくれていた。


今日の空は何色だろうか。


眩しいくらいの、水色か、

 
恵みをもたらす灰色か?


それでも明日には、光は差すのだろうか。


何億年と続いてきたこの世界。


僕もその一員に成れるだろうか。


「生を繰り返してるお前さんにゃ、もう立派な一員じゃねぇが。」


驚いた。
座った老人が笑顔で見つめていた。


「……そう…ですね。」


微笑みが移ってしまった。


と同時に、胸に暖かさがじんわり広がっていった。


「ありがとう…ございます。」


今日も明日も、これからも……ずっと、


いい日になるといいな。

3/20/2025, 12:06:00 PM

手を繋いで。

この時を紡ごう。

決して離れることのない様に。

はぐれることのないように…

とっさに僕は手を掴み走り出す。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「う〜〜〜ん……」
「こんなこと言えたらいいのになぁ…」


「あら、私は好きよ。」



「!?!?茶斗!?!?いたのか!?!?」



「ノックならしたわよ?はい、アイス。」


「あっ…ありがと……」


「…今のままでもいいんふぁない?」
((あいすをかじりながら、そう言ってくれる彼女が愛おしい。))



「目の前の優しいあなた……
…小説の前だと大胆になるあなた。」


「どっちとも愛することは楽しいもの。」

3/18/2025, 12:37:05 PM

「…大好き。」


「……犬好き?」


「……もう、にごさないでよ、」


「……へへ、ごめん…」


「あんたねぇ、どうしたら、 だいすき が いぬすき に聞こえるわけ??」


「……だって、文字で書いたらそうなるもん…?」


「………」


「……ごめんごめん。」
「だって、どうしてもオレから伝えたくてさ!」

「…!」


「へへ、愛してるよ。」










3/15/2025, 5:52:29 AM

《君を探して旅に出る。》


小説じゃよく読んだけれど、
まさか僕が同じ言葉を発するなんて考えもしなかったな……


「 飛海、何してるの。」


「……んー?…自分探し中。」


「……。」
僕は、小さく息を吐きながら隣に座った。


「…いつもここにくるんだな。」


「まぁーね」


「………」


沈黙が心地いい。


が、今は大切なことを…


「ところで、しめ」

めという言葉がでかかった頃……いや、
正確にはしと息を吐ききった時だったかもしれない。


「いまそれナシ!!!!!!」

大声で飛海に釘を刺された。


「……。」
じっとりとした目で飛海を見つめる。


「……い、いや…サ、
ほら……逆に書くためにここに来たんだし……???」


「たっつんが、来てくれたことだし、さっそくそれを題材に書こうじゃないか!!」


「……ところで、し」


「んだからッッッ!!!」


「…めなわ飾った?」


「……」
飛海が口を尖らせてしまった。


「…僕も手伝うから。」

「ほら…どこで詰まってるの?」



「……いい、いじわるしたもん…たっつん」


「ん、もーー………」


「へっへーうそだよ〜ん」


「……」


「たっつんにしかえししてやったなり〜〜!」
「……探しに来てくれて、ありがと。」


「…これも僕の仕事だからね。」


「ふーーーん???」


「やめろ妙ににやにやするな。」

「…え〜してないよーー」


「…!これいいんじゃないか?」


「…?」


「素直になれない二人の小説書くとか。」



3/13/2025, 10:37:32 AM

透明無色


君は恥ずかしそうにしているけれど、
私にはとっても綺麗に見えるよ。

出会ってくれて、ありがとう。

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