カラッと晴れた空、
ダイヤモンドの様に光る君が美しい。
君が晴れた空ならば、
僕は、どんな空模様だろうか。
君だけは…君だったら、
こう言ってくれるはずだ。
快晴だねって。
それでいい。
君はいつも、少し偉そうに……
でも、優しくそう言ってくれていたね。
……こんなこと言ってるのバレたら
かるい ぐーぱんくらうかな。
……。
君がそうやって言ってくれてたから、
僕が決断して、悩んだ時は、
それでいいんだ。
って、僕を君になりかわらせて、
言い聞かせてたよ。
そうすると、自信が持てたんだ。
ありがとう。
また、会える季節が来たから、
会えない分の
それでいい。 をまた聞かせて欲しいな。
そうしたら、会えない時もきっと楽しく生きていけるよ。
僕は、君のお気に入りなんだから。
日焼けなんて気にしなくていいよ。
もっと僕を外に連れてって、
迷子にならない様にしっかり手を握って。
笑顔じゃなくてもいいから、
いろんな顔を僕に見せてよ。
君が、満足するまでずうーーっと一緒にいるから。
離れないから。
キーホルダーにしてくれるの?
ありがとう。
まったく、いつまでも僕を大事にしちゃって…
涙は出ない体だけど、
幸せで胸がいっぱいだよ。
君のお家にこれて本当によかった。
!!ぬい!ぬい!ぬい!!
心に花束があるって知ってるかい?
誰かに、嬉しいことをされたら
ありがとうって心の花束を渡す。
誰かを、愛しているのなら、
大好きって言葉の花束を渡す。
誰かと、けんかしたときには、
ごめんなさいって、仲直りの花束を渡す。
誰かが落ち込んでいたのなら、
精一杯持ってる全ての花束を渡す。
目には見えないけれど、
みんな 心にたくさん花束という愛情を持っていて、
知らないうちに、たくさんの人に渡してるんだ。
……1人じゃないよ。
君の心には、たくさんの人の花束があるもん。
そして、君はたくさんの人へ贈ってきた。
違うかい?
…ということは、さ、
君は、
人を愛し、感謝を忘れず、花束というプレゼントをたくさんしてきた素敵な人ってこと。
そして、君は感謝されて、愛されてきた人ってこと
になるわけだよ。
……わかんないよ?
案外君のあたりまえが、誰かにとっての希望になったりするのさ。
ほんとほんと。
信じてよ。
だって、僕には、視えてるもん。
あ、
花束に見えるってことは、他の人には秘密だよ。
約束の8年がたった。
長いようで短かった……なんてカッコつけすぎかな。
でもね、ほんとに最初は、見たくてしょうがなかったけどさ、
歳を重ねたら少しずつ待てるようになったんだよ。
褒めてくれるかな…
…閉ざされた日記。
今日、僕はこれを開きにきたんだ。
なんて書いてあるんだろう。
僕への想いとか?
…はは!!
自分で何言ってんだ。
静かな部屋で、顔を真っ赤にさせながら、
ゆっくり鍵をさした。
ごくり。
表紙を…ひらく、ぞ……
「もう8年経ったのか〜早いね。」
っ!
あぁ、祭利 の文字だ。
今、あの日々の中に、僕は居る。
……っ
なつか…し、い……なっ、
……っ!
……だめ…っだ。
泣いたら、日記がよめなくっ、な…っる、
「港のことだし、約束守ってちゃーんと8年分成長してから開けてそうだよね。
背伸びた?
大人な性格になった?
今どんなふうに過ごしてる?
時の流れは感じた?」
……背は、少し伸びた。
性格は……どうかな。
もっと子供になったかも知れない。
あんまり変わらないよ。
引っ越しもしてない。
でも、
祭利がいなくなってから、ずっと……っ、ずっと………
寂しくて、時間が……長く感じた……
早く、日記を読みたくて仕方がなかった……っ!!
何考えてたのかなとか、
どんなふうに書いてくれてるのかなとかっ、
もう一度、祭利の雰囲気を少しでも感じたかった。
「まってくれてありがとうね。
……あたし、
やーめた!!
つらーってさ、色々書くのもいいけどさ…
なんか港泣いてそうだし、ここで元気づけてあげますよ。」
っ…ふ、バレてる。
ほんと、祭利……らしい、な……。
「あたしの部屋に、メモ帳をたくさん隠しました。」
……えっ、?
「私からのメッセージが読みたかったら、
それを探すのです……」
「ちなみにこの日記をパラパラしてごらん?」
……
「びっくりした?
謎のとこ以外、ぜーんぶ白紙でしょ?」
「私の言いたいことは、メモ帳にびっしり書いてるから、
少しずつ見つけてみてよ。」
「謎解きと一緒に、あたしのことをながーく想ってくれると嬉しいんだけど…」
……、
想ってるよ、ずーっと……。
「想ってるよずーっとって聞こえた気がした!!!」
!?
「ありがとう。港。」
「でも、この先の言葉は謎を解いてから!!」
……俺も成長したんだ、
難しい謎だって、本気で解きに行くぞ。
「よし!気合いは入ったー?
んじゃ、最初の謎は…