NN BOX 出会いをありがとう!

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9/3/2025, 3:44:29 AM

昨日へページをめくる。


想いを馳せながら。


幸せだったあの頃を思い出しながら。


日記を読む手は止まることはなく、


あの子を求めて、右へ左へ…


ひぐらしの声が心地いい。


僕はね、今から次のフェーズに移ろうとしてるよ。


君は、受け取ってくれるかな。


今度は僕が幸せにするから。

8/31/2025, 5:45:00 AM

ふたりでいればだいじょうぶ!



なんだって、のりこえられるし、
さむくなったら、あっためられるよ。



……あつくなったら、どうするのかって?


ふふ、きみのそういうとこきらいじゃないよ。


……そうだねぇ、


そうなったら、ふたりでこたえ、さがしてみよっか!


なんだよ、そのかお。


ぼくだって、なんでも、こたえをしってるわけじゃないんだよ?


……それに、
あたらしいかんじょうを、
めばえさせるのがきみのおやくめでしょう?



よろしくたのむよ、はかせ。

8/27/2025, 5:17:26 AM


8/11/2025, 1:54:03 PM

こぼれたアイスクリーム


漂う哀愁。


胸が締め付けられるこの瞬間。


👓こぼした分、僕に降りかかる不幸が減ったんだ。👓



そう思うことにした。


そうとしか思えない。


そうなんだ。


……アイスをしきりに運ぶ蟻が羨ましい。


やめてくれ。



だって、それは、僕の胃に入るはずだったものなんだぞ……


そんなに、美味しそうに持って行くな……



いや、


はぁ……


ゆっくりしててもしょうがない。


薄い財布を、尻目に
アイスを飲み干し、
僕は走った。


そうだ、ついでにクリームチーズ味にも、手を出そう。


END


アイスだいすき少年
(彼は一番アイスを愛しています。
かなりショックな出来事でした。)



8/4/2025, 7:18:15 AM

【ぬるい炭酸と無口な君。】


単時は、コップに手を当てる。
すっかりぬるくなってしまった炭酸に、それほど時間が経ったのだと、気づかせられる。
空気は、もう抜けてるだろう。


…相変わらず聞こえてくるのは、蝉の声だけだ。



「……君の口が蓋ならば、炭酸は抜けなさそうだね。」


「は?」


「…………」
目を逸らす。


「…ばかじゃねえの」


「ふふ、ごめん。」
見つめてみる。


「はぁ……、だいたいな、お前のそういう……」


ねえ、単時、
静かな時間もいいけれど、
昔みたいにこうやって言い合う時間も僕は大好きなんだよ。


END

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