やまめ

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5/5/2024, 10:08:08 AM

君と出逢わない人生なんて想像できないくらい、
僕の人生には君が入り込んでるんだ。
だからまだ少しだけ、
僕の人生を更新してください。
君がいたから、
君にだけは、
君が僕を見てくれてるから、
僕は今そう言える。
「謝らなくていいよ」
そう言ってくれたのは君だろ?
ありがとう。
僕はあともう少しだけ、欲張ってみるよ。
そばにいて。

5/4/2024, 7:52:30 AM

わからないから、こうするしかなかった。それはきっと向こうもそう。
お互いが大切で、大切にしたくて、ただ照れくさくて、大好きだとは言えないけど、決して恋人じゃないのはわかりきっていた。
でも、「付き合おう」という言葉でしか、関係性を表すことができなかった。
「ここの間でわかってればいいじゃん」
それはそうだけど、やっぱり周りから勘違いされるのは悔しい。
あのハグもキスも、ああやってくっついてみたはいいけど、本当は。
でも誰にも知られない、わかってはもらえない、そういう隠されてしまった関係性。

5/3/2024, 3:07:17 AM

「ごめんね」は優しさじゃないよ。
「優しくない」って苦しむのは優しいからなんだよ。
「優しいね」って言わないから、そんな顔しないで。

優しさってなんだかわかったんだよ。
きっとそれは、どうしようもない愛なんだ。
愛するかどうか以前に、
もう存在してしまっている愛なんだと思う。
だから、「優しくしないで」なんて言われても、
無理だよ。僕だってどうしようもないんだ。

大切にさせてください。

4/23/2024, 6:33:54 AM

あのスーパーであなたを見かけました
ジャガイモを手に取ったあなたの目は
気味が悪いほど光っていました

あなたの頬が濡れていくのを
僕はキウイの陰から見ていて
あなたの手から力が抜けて
半ば落とすようにジャガイモを売り場に置いた

「さっき先生を見たよ」
なんてことないようにそう言ったら
お姉ちゃんは目を見開いた
僕の部屋よりも白くて暗い
蛍光灯の下ではしゃぐ蚊たち

「そう」
その一言を返すために
お姉ちゃんがどれだけ頑張ったか
僕には見えたよ
お姉ちゃんがジャガイモで自分を殴ったのを

僕の目に映る本当は
口に出せばそれは間違い
でも僕が語らない本当は
あなたが消えるただの闇

お姉ちゃんの手にはきっと
あなたの柔らかい感触が残り
あなたの濡れたその頬には
お姉ちゃんの低い声が張り付く

お姉ちゃんはカレーを食べて
8時半に家を出た
10時頃にはきっとあなたと
みかんを頬張り笑うのでしょう

僕が見たこのひとつの事実を
僕が闇に放つとしても
僕にとっては間違いではなく
ただ世界が僕を罰する
それだけのことですから。

4/13/2024, 7:55:44 AM

ここじゃないどこかを
見つめるふりしてもさ
たぶんばれてんだよ
そうだよ 
君がいる方をずっと見てる

とはいえ見えるのは灰色の壁
良くて青色に光る窓達
どうしようね 困っちゃうよ
僕はもう君の顔を思い出せないんだ

記憶の中にある君を
綺麗だと思ったことは憶えてる
最後に会った君と
「久しぶり」すら交わせなかったことは
いっそ忘れてしまいたい

どれだけ目を眇めたって
いつも君の存在はなくて
欠片でもいいから見つけたいのに
そんなものなくたって構わない
と思ってしまうんだ
痛みが苦しくなってきた

最後になるかもしれないから
いつもそうやって覚悟決めてたから
そんなに寂しくはないんだよ
だけど少しだけ
君の笑顔を思い出したいな

どれだけ君とまた会ったって
君は僕の向こうを見つめてる
だとしても君と目が合うことが
ほんとに僕は嬉しくてさ

いつか君の見てる何かを
見れるくらいになりたいや

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