Ryu

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4/3/2024, 2:59:49 AM

ずっと大切にしてきたつもりだけど、あっけなく誰かに取られてしまう。
きっとそんな日が来る。
来なくても困る。
でも来て欲しくない。

思えば、自分も他人の大切なものを奪った過去がある。
そしてそれを、自分の大切なものにして、今を生きてる。
身勝手な話だ。
因果応報ってやつか。
でもまあ、奪った奴が大切にしてくれるのなら、それはそれで許される話に…なるだろうか。

たくさんの思い出を残して、自分のもとを離れてゆく。
悲しいけれど、その大切なものが自分に与えてくれた幸せは計り知れない。
人生の中で、そんな時間を過ごせたことに感謝して、いざその時が来たら、「ふつつかな娘ですが」とでも言って、そいつに託そうか。

まあ、そんなことを本人達に伝えたら、「人をモノ扱いしないでよね」とか言われそうだけど。
そもそも、誰かに託せるその日は、本当にやってくるのだろうか。
あまりにもふつつか過ぎて…。

来なくても困る。
でも来て欲しくない。

4/1/2024, 2:10:21 PM

縁があって始めたこのアプリも、
いつの間にやら3ヶ月が過ぎ、
プロ気取りで一日一本なんて調子に乗って、
臨機応変に言葉を紡いできたつもりだけど、
ルーズな自分にはやはり無理があったのか、
振り返れば、なんだコレ?な文章ばかりで、ど
ーすればレベルアップ出来るか悩みつつ、
ルールに縛られるのも嫌気が差してきて。

うん、そろそろ限界かも。
そんな気がしてきた今日この頃。
つまらない創作は意味が無い。
いつだってやめていいんだろうな。
てか、やめた方がいいのかもしれない。
潔くこの辺で、さよならしようか。
今までよく頑張ったと褒めてあげたい。
んー、もう少し頑張れるつもりだったけど。
誰かが、少しでも面白いと思ってくれたなら、
良しとしてこの場を去ることにしよう。
寝言みたいな文章ばかりでゴメンナサイ。

気分は、TA・TE・YO・MI
よくある手法。
うまくいかないもんだな。
誰か手本を見せて欲しい。
結構自信あったんだけど、
ハズしまくってる気がするよ。

4/1/2024, 7:37:22 AM

些細な出来事が 物語の伏線になるように
すべての物事に 意味があるんだと知った
誰かと他愛のない話題で盛り上がったり
昨日の失敗を不意に思い出して悔やんだり

些細な出来事に 心が歪んでいく夜もある
小さな不安から 抜け出せなくて嘆いたり
でも乗り越えてきたからこそ今があって
次のステップに進むことに喜びを感じてる

だから大丈夫

昨日も今日も明日も きっと幸せな一日
変わらないものさえ 変えていく想いと
昨日も今日も明日も ずっと幸せな一日
新しい一歩を踏んで その先へ進みたい

すべては自分の思うがままに
そう上手くはいかない事だって分かってる
それでも今日という日が来る限り
誰かと共に築いてゆく 幸せな毎日

歩いてゆく 歩ける幸せを感じながら
未来を描く 描ける自由を感じながら
笑顔になる 微笑みの力を感じながら
幸せになる そんな一日がまた始まる

3/31/2024, 9:14:21 AM

実話。

夜勤の合間に一息入れようと職場を離れ、向かいのビルの裏口前にある自動販売機で缶コーヒーを買った。
ビルの壁に寄りかかってコーヒーを飲みながら、スマホを取り出し今日届いたメールをチェックする。

しばらく経った頃、スマホの画面に雨粒が落ちてきた。
雨か。
スマホの画面から目を離し、ふと顔を上げて、ぎょっとする。
いつのまにか、自分のすぐ横に一人の女性が立っていた。
自動販売機の明かりしか無いような場所で、顔は暗闇に紛れている。
上下、真っ黒な服を着ている事だけは分かった。

−なんだ、この人。なんで、こんな近くに−
深夜3時過ぎのこんな場所。
他に人気は無い。
−しかも、なんで−
その女性は、さっきからずっとビルの壁の方を向いて、立っているだけ。
スマホさえ持っていない。
顔はよく見えないが、ビルの壁を見つめているようにしか見えない。
壁からの距離は30cmほど。
−気味悪。これは離れた方がいい−
その間にも、雨は次第に強さを増してゆく。
−傘もささずに、いったいこの女性は−

意識してないような何気ない素振りで、そっとその場を離れた。
内心ホッとしながら道路を反対側に渡ったところで、どうしても気になって後ろを振り返る。

−やばい−

女がこっちを見ていた。
ビルの壁ではなく、こちらを向いて立っていた。
雨に濡れ、長い黒髪から雨を滴らせながら、こちらを見て…笑っていた。

3/30/2024, 12:18:10 AM

「結婚しようか」

あの時、私の答えに正解はあったのだろうか。
あの時の答えによって、現状はどう変わったのだろうか。
あの時のたった一言で、私は大切な何かを失ってしまったような気がしてならない。

「結婚は、考えてないの」

あなたはうつむいて、そうか…、とポツリ。
ホントに、結婚は考えていなかった。
今こうしていることが幸せで、そこに何らかの変化を与えることに不安を感じていた。
あなたがいれば、それで良かった。

後日、彼に呼び出され、さよならを告げられた。
私は、あなたを愛していること、ずっと一緒にいたいことを伝えたけど、あなたは「じゃあなんで…」とつぶやいて、去っていった。

結婚は、愛する二人のハッピーエンドなのか。
それならば、私にとってのハッピーエンドは、幸せなエンディングではなく、幸せの終わり、だったのかもしれない。
私が迎えたデッドエンドは、私が選んだ結末。
正解ではなかったかもしれないけど、失ったものはもう戻らない。

カーテンを開けると、眩い光が差し込んできた。
五月晴れの空が広がって、眼下の公園の緑が目に優しい。
私はスーツに着替えて、玄関のドアを開ける。
新しい生活を始めるための第一歩。

まだ、ハッピーエンドはいらない。
終わりにしたくない。
私を、私の恋を、私の人生を。

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