"幸せとは"
ずっと、太陽のようにと振る舞った。
大丈夫だとか頑張ってるよだとかの言葉を一生懸命に他人に投げかけた。
なんって的外れで惨めだろう
手を差し伸べたら感謝されるが誰も近づこうとはしない
誰も手を出してはくれずにずっと1人で
自らの行動がそうしたから、文句も言えないで
人を助けるのが、役に立つのが自分の存在意義だと唱えれば、自分を騙せるのかもしれないけれど
それもただの時間稼ぎに過ぎなくて
そんな不幸の道を歩いていたのを見て
抜け出せた私を褒めている。
誰彼構わず手を貸すことも無くなって、狭く、浅い人間関係しか築けない惨めなところ
辿り着いた私はきっと前よりは、幸せかもしれないよと
心の中で何度も唱える。
まだまだわからない、惨めに蹲っている
"日の出"
私は、何を思ったか寝起きの友人を家から引っ張り出して、電車に乗っている。
隣の友人は私の肩にもたれかかって船を漕いでいる。
肩にそれなりの重みを感じながら、誰もいない車内にわくわくして、窓から見える乗り物特有の景色を見つめていた。
目的地に駅に到着すると、完全に夢の世界に入っている友人を叩き起こす。
キッと睨まれたが、気付かないフリをしてさっさと電車を降りた。
時間もあるのでふらふらと道を歩きながらついた場所は、浜辺
辺りは未だに暗い
波打つ音が後押しして、怪しげな雰囲気を醸し出していた。
ちょうど良い位置に腰を下ろすと、後ろから来た友人もそれに倣って隣に座る。
隣に座るあなたの呼吸と鼓動を感じる。
わくわくしながら膝を抱えて辺りが照らされるその瞬間を待っていた。
"今年の抱負"
1月2日午後10時頃
私は家に帰り、自室のカーペットに下敷きを敷いた。
条幅を敷いて、墨汁と筆を用意して
いざ書こうという時に、文鎮を置き忘れたことに気付く。
書道は1ヶ月前に同じように自室で書いたのが最後だった
書道部に所属していたものの、1人しかいない同級生のいじめに耐えかねて、涙を流しながら退部したのは記憶に新しい。
いじめと呼ぶには、少しおかしいかもしれない。
同級生に悪意はなかったものの、ただずっと私の書道を邪魔されていた。
言ってもわかった気になるだけで一向に直らない。
それを伝えたら癇癪。諦めても癇癪。
疲れてしまった。今でも、恨んでいる。
大好きな書道を邪魔されて、嫌いになったから書道をやめるだなんて解釈されて。恨めしい。なんて屈辱。
今でもあいつの態度は変わっていないらしい。先生伝てに聞いたところ、「悪意のない迷惑行為」がずっと行われているらしい。
私の大好きな書道を、書道部を穢すなんて。
辞めてからもあいつは私に絡んできて、私にとっての書道を馬鹿にする。
「改心した。」
「尊敬してる。」
「私も頑張ってるから待って欲しい。人はそんなにすぐ変われない。」
「書道部に入るためにここに来たなら、最後まで責任を持って欲しかった。」
「久しぶりに書いたんだって?上手く書けなかった?作品として成立してる?」
人を馬鹿にした言葉の羅列。
ぽんぽんとよく口に出てくるものだ、尊敬してるだって?ふざけてる。
お前のせいで不愉快に思ったり、傷付いたり、悲しんでいる人がいるということ。
お前が変わってくれることを期待している人がいたということ。
お前のせいで夢を諦めた人がいたということ。
お前のせいで泣いている人がいるということ。
お前は、何一つ理解していないということ。
何も知らないんだろう。
私はずっと、悪意の無いお前が大嫌いだ。
今年の抱負は、書道をずっと愛すること。
ちょっとだけ上手くなること、心から楽しむこと!!!
文鎮も置いたので、今から書こうと思っています。
書道というのは、良いものですよ。本当です。
長々と、大変失礼いたしました。
"新年"
初日の出 新春 迎春 お年玉 おせち 年賀状 鏡餅
お雑煮 おみくじ 福袋 書き初め
色々な言葉が思いつくこの時期、年が変わることをみんなでお祝いする
私はなんだか大袈裟の様に感じてしまうけれど、お祝いの場
みんなが笑って楽しめるイベントが一つでも多くあることは好ましいと思います。
新年に変わったとき、私はゲームのイベントのために起きてスマホに貼り付いていました。
新年に変わった瞬間、友人達からのあけおめことよろLINE。
こういう時に、送ってくれる友人がいてくれるというのは本当に嬉しいことです
こういう題名だと難しいですね。
そういえば、書き初めは1月2日に行う慣わしだそうです
ちゃんと書いて、心に納めようと思っています。
では、新春のお慶びを申し上げます。良いお年を
"良いお年を"
ある夜明け前、ふと思い立って自らの体温で温かくなった布団を蹴り上げた。
おろし立てのコートを羽織り、着心地の良さに感嘆する。
靴を履いて、玄関の扉を開けて、先にある自転車にまたがって一気に漕ぎ出した。
まだまだ暗い街の中、自転車を漕いでいる私は独りきり
ザアザアと心地の良い音だけが聞こえてくる場所が、目的地。
ただの満ち引きが、見ているだけで癒される海水を堪能しよう。
猛スピードで回っているタイヤをブレーキで無理矢理に止めて、自転車から降りる。
着いた場所は防波堤、テトラポッドが積み重なっているのがよく見える
先程のスピードとは裏腹に、ゆっくりテンポを刻み歩いて防波堤の先に辿り着く。
ちょうど日の出が重なったようで、辺りをオレンジに照らし始める
あんまり美しかったので見入ってしまった。
今朝はもう家には帰れない
私は静かな年明けに祈った。