"今年の抱負"
1月2日午後10時頃
私は家に帰り、自室のカーペットに下敷きを敷いた。
条幅を敷いて、墨汁と筆を用意して
いざ書こうという時に、文鎮を置き忘れたことに気付く。
書道は1ヶ月前に同じように自室で書いたのが最後だった
書道部に所属していたものの、1人しかいない同級生のいじめに耐えかねて、涙を流しながら退部したのは記憶に新しい。
いじめと呼ぶには、少しおかしいかもしれない。
同級生に悪意はなかったものの、ただずっと私の書道を邪魔されていた。
言ってもわかった気になるだけで一向に直らない。
それを伝えたら癇癪。諦めても癇癪。
疲れてしまった。今でも、恨んでいる。
大好きな書道を邪魔されて、嫌いになったから書道をやめるだなんて解釈されて。恨めしい。なんて屈辱。
今でもあいつの態度は変わっていないらしい。先生伝てに聞いたところ、「悪意のない迷惑行為」がずっと行われているらしい。
私の大好きな書道を、書道部を穢すなんて。
辞めてからもあいつは私に絡んできて、私にとっての書道を馬鹿にする。
「改心した。」
「尊敬してる。」
「私も頑張ってるから待って欲しい。人はそんなにすぐ変われない。」
「書道部に入るためにここに来たなら、最後まで責任を持って欲しかった。」
「久しぶりに書いたんだって?上手く書けなかった?作品として成立してる?」
人を馬鹿にした言葉の羅列。
ぽんぽんとよく口に出てくるものだ、尊敬してるだって?ふざけてる。
お前のせいで不愉快に思ったり、傷付いたり、悲しんでいる人がいるということ。
お前が変わってくれることを期待している人がいたということ。
お前のせいで夢を諦めた人がいたということ。
お前のせいで泣いている人がいるということ。
お前は、何一つ理解していないということ。
何も知らないんだろう。
私はずっと、悪意の無いお前が大嫌いだ。
今年の抱負は、書道をずっと愛すること。
ちょっとだけ上手くなること、心から楽しむこと!!!
文鎮も置いたので、今から書こうと思っています。
書道というのは、良いものですよ。本当です。
長々と、大変失礼いたしました。
"新年"
初日の出 新春 迎春 お年玉 おせち 年賀状 鏡餅
お雑煮 おみくじ 福袋 書き初め
色々な言葉が思いつくこの時期、年が変わることをみんなでお祝いする
私はなんだか大袈裟の様に感じてしまうけれど、お祝いの場
みんなが笑って楽しめるイベントが一つでも多くあることは好ましいと思います。
新年に変わったとき、私はゲームのイベントのために起きてスマホに貼り付いていました。
新年に変わった瞬間、友人達からのあけおめことよろLINE。
こういう時に、送ってくれる友人がいてくれるというのは本当に嬉しいことです
こういう題名だと難しいですね。
そういえば、書き初めは1月2日に行う慣わしだそうです
ちゃんと書いて、心に納めようと思っています。
では、新春のお慶びを申し上げます。良いお年を
"良いお年を"
ある夜明け前、ふと思い立って自らの体温で温かくなった布団を蹴り上げた。
おろし立てのコートを羽織り、着心地の良さに感嘆する。
靴を履いて、玄関の扉を開けて、先にある自転車にまたがって一気に漕ぎ出した。
まだまだ暗い街の中、自転車を漕いでいる私は独りきり
ザアザアと心地の良い音だけが聞こえてくる場所が、目的地。
ただの満ち引きが、見ているだけで癒される海水を堪能しよう。
猛スピードで回っているタイヤをブレーキで無理矢理に止めて、自転車から降りる。
着いた場所は防波堤、テトラポッドが積み重なっているのがよく見える
先程のスピードとは裏腹に、ゆっくりテンポを刻み歩いて防波堤の先に辿り着く。
ちょうど日の出が重なったようで、辺りをオレンジに照らし始める
あんまり美しかったので見入ってしまった。
今朝はもう家には帰れない
私は静かな年明けに祈った。
"星に包まれて"
ある夜空の中で 身を預ける
輝くそれに 魅入られている
四肢すら持たない私には 眩いほどに煌めいて
私を支える 星たちは
私をどうする 悪意とか
私をいたわる 善意とか
ひしめいている こだましている
構わない どうだっていい
今よりずっと 遠いところまで
"静かな終わり" 夢で見た内容なので矛盾が有ります
記憶はないが、私は事故に巻き込まれて寝ていたらしい。
起きたら右腕が短くなっていた。
短くなった右腕の先に私の右手が取り付けられている。
前まで肘があった部分に手がある、不思議な様子に目を凝らす。
痛みはなく、かすかに動く。
普段より近くなった右手を観察すると、人差し指の爪はボロボロ、薬指は酷い深爪で、小指の爪は取れかかっているように見えるほど反っている。
なんだか手の形も歪で、まるで自分の手じゃないように感じる。
でも動くし、触ってみれば感覚もある。
右腕をできるだけ前に伸ばしてみる
すると無理矢理に取り付けられたのかと思うぐらいに
短くなった腕には二箇所、骨が大きく浮き出ていた。
大切にしていたはずの自らの体が、寝こけている間に無様な状態に変わり果てたことを認知する。
いきなりこんな惨状になるなんて。
普段通りは、難しいだろうな。
でも完全に無くならなくて良かった。
左利きだったのが、不幸中の幸い。
色々な思いがひしめいて、収束する
友達伝えたら、どんな面白い反応するのだろう
気になった私は残った左腕で携帯を手に取った。