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8/10/2025, 3:25:52 AM

『風を感じて』

「走っている車から手を出して、手のひらを進行走行に向けてニギニギすると、おっぱいの感触がする」

そんなしょーもないことでクラスの男子が盛り上がっていた時期があったな、中学生くらいの頃に。

あれはいったいいつ、どこで、誰から始まった話だったのだろう。
結構、全国区で聞く話だと思うんだけど。

同じ風を感じるなら、

《秋来ぬと 目にはさやかに見えねども 風の音にぞ 驚かれぬる》

みたいな、そういう四季の移ろいを感じたい。涼しい風が吹いてほしい。もう立秋も過ぎたことだし。ね?

8/8/2025, 8:16:14 AM

『心の羅針盤』

自分の方向性を決める確固たる軸を持っている人を、羨ましく思う。

私はどうにも揉め事や荒事が苦手で、それを避けるために自分を曲げたり抑えたりしてしまうのだ。

そしていつまでもくよくよする。

昔から、何度も人に言われた。
「そんなんじゃ、この世の中生きていけないよ」と。

そうだろうなと思う一方で、こうも思うのだ。

強い人だけが生き残れる世界とは、どんなところだろう。
それは、どこに向かっているのだろう。



『泡になりたい』

暑くて溶けそう。
そのまま泡になっちゃったりして。

なるなら、炭酸の泡がいいな。
シュワシュワしてて、なんだか気持ちよさそう。
クリームソーダとか、ジンジャエールとか。

そうそう、ビールの泡もいいね。
屋外でも室内でも、みんなに「乾杯!」って楽しそうに飲んでもらえる。

昔、絵本で見た蟹の口から出る泡も可愛い。
ブクブク、ブクブク。

シャボンの泡も爽やかだ。
フワフワホワホワ。たまに空に飛んでいける。

他にもいろいろあるよね、泡。
意外と奥が深いな、泡。

7/30/2025, 9:56:09 AM

『タイミング』

ここ数日、どうにもタイミングが合わなくて、文章を投稿しそびれてしまった。

――と、いう話を書こうと思ったところで、防災無線が鳴った。

《津波警報が発令されています。
ただちに沿岸や河川から離れ、高台へ避難しましょう》

電車待ちをしているところだった。
その電車も運転見合わせになり、バスを乗り継いで帰ることにした。

暑い中、家に辿り着いたところで、また防災無線が鳴った。

先に開設されていた避難所の他に、追加で避難所として開放された場所の案内だった。

うちは海から少し離れているとはいえ、完全に安全かと言われると断言できない。
100パーセントの安全などないのだ。

悩んでいると、外でご近所さんがアワアワしていた。
毎朝挨拶を交わす一人暮らしのおばあちゃんだ。

このタイミングでおばあちゃんに会うとは、きっと避難所へ連れて行けという何かの啓示だろうと、一番近くの公民館へ連れて行った。

そこで数時間過ごし、さっき帰宅した。
時計を見たら、ギリギリこの文章を投稿できる時間だ。
これもまたタイミング。

7/23/2025, 9:10:52 AM

『またいつか』

この言葉を出して別れた時点で、“また”なんて来ないと今では思うようにしている。

相手が連絡してくれるのを待つだけの言葉だと、身に沁みたから。

どうしても会いたい人なら、自分から連絡するだろう。
自分からは積極的に動かない、けれど相手が連絡してきたら会ってもいい。
それくらいの距離感。
相手も、私も。

さよならほど潔くはなく、曖昧で優しくて狡い別れの言葉だ。

7/22/2025, 5:52:40 AM

『星を追いかけて』

星新一。
言わずとしれたショートショートの神様だ。
奇抜なアイディア、意表を突く展開、多くの作品に散りばめられたユーモアとブラックさ、透徹した人間観察、たまに見せるゾクッとするほどのシリアスな一面。

小学生から中学生に上がる辺りで、私は彼の作品群に夢中になった。
新潮文庫で出版されたものを中心に、お小遣いの許す限り買い漁った。
大人になっても読み返すだろうし、なにより手元に置いていつでも読めるようにしたかった。
実際、こうして何十年経った今でも、私の本棚に彼の著作は鎮座している。

ボッコちゃん、殺し屋ですわよ、おーい でてこーい、生活維持省、不眠症、妄想銀行、霧の星で、狂的体質、マイ国家、妖精配給会社、鍵、処刑、殉教、セキストラ、人形、ゆきとどいた生活、午後の恐竜……

私は、未だに彼を追いかけている。

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