ウツギ

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3/26/2024, 9:05:29 AM

好きじゃないのに、好きだと言わなければいけない時がある。

そういう時は、外から見た自分が嘘で構築されているなぁ、なんて思ったりもする。

嘘なんてつきたいワケじゃない。
でも、つかないといけない時が、一定数あるのだ。



なんか、悔しい。

3/24/2024, 9:05:18 AM

特別な存在。

そんなものになれたなら、どれだけ良いか。

3/23/2024, 7:28:26 AM

僕は不真面目で、君は真面目。

僕はちゃんと髪を切って黒縁の眼鏡を掛けていて、君はカラコンに染髪、ピアスまでしている。
見た目だけで言うなら、僕は真面目で、君は不真面目。

けれど、成績は見た目と真逆だ。
僕は数学で20点を取るし、君は90点を取る。
君は国語で100点を取るし、僕は30点を取る。


「賢いのに、なんでバカに見せてるの?」
いつだったか、そう訊いた時がある。

君は笑って、「そりゃあ、めちゃくちゃバカっぽい奴が賢かったら、すげーってなるでしょ? それ狙い」と語った。

「んふ、バカみたいなことするね」
「そーそー、でも全力でバカなことするのって楽しいからさ」
君は銀縁の眼鏡をあげて、ぎっしりと計算式で埋められたノートをめくりながら得意げに言う。

多分、そういうところが君の真面目たる理由だろう。
そして、僕のノートが空白で埋まっていることが、僕が不真面目たる理由だ。

すごくバカらしい話だけれど、その対比がすこしだけ面白い。

3/22/2024, 7:15:32 AM

深夜三時。
街が寝静まるその時間、僕はひっそりと公園へ向かう。

僕は誰の存在も感じない、その時間が好きだった。
ひとりぼっちで、邪魔するものなんて何もない。


「にゃあ」


鳴き声が聞こえて、足元を見る。
可愛らしい猫が、こちらを見上げて佇んでいた。

「なんだよ、これじゃあ二人ぼっちじゃん」
「みゃあ」

猫は、同意するように僕の膝に乗り上げる。
顎を撫でてやれば、気持ちよさそうに目を閉じた。
今日はしばらくは動けそうにないようだ。

3/21/2024, 3:34:18 AM

夢が醒める前に、君の手を握らせてほしい。
醒めれば二度と触れられない、子ども体温の君の手を。

じんわり、僕の胸も温まるから。

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