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1/6/2025, 4:04:27 PM

次はどこへ行こう、
何をしよう、
そういう話だけで時間が過ぎる

そこで決める内容はさして重要じゃない

決めなきゃ、と言いながら
だらだらと話している時間
それが一番欲しいもの

大袈裟に聞こえるだろうか
常套句と言われるだろうか

それでも、本当なのだ

一緒にいられれば、それで良いんだ


『君と一緒に』

1/3/2025, 5:26:06 PM

光がどうとか、
眩しい人だとか、
そういったことは思ったことがない。
人は光に例えられない。

君だってそうだ。
君も人に過ぎないし、眩しくもない。

それでも君に会えた時、
僕の世界は一気に照らされる。

ただ愛おしさと慈しみに包まれる時間。
いつまでも続いて欲しいと願う心地よい日常。
そして、それでも終わりが来てしまい、
次を心待ちにする間隙。

君自身は光でないのに
君と会うことは
僕にとって日の出なのだ。

『日の出』

12/31/2024, 10:33:25 AM

ただの節目。
しかし、それ故に行われる営みには意義がある。

節目を見なければ過去はぼやける。
振り返った時に見える旗を標に
私たちは過去を想起する。

気張る必要は無い、
しかし大切に残しておきたい。

そういうものだと思っています。

『良いお年を』!

8/10/2024, 7:56:43 AM

クラリネット吹きだったあの頃。

プレッシャーから逃げたくて、
いつも小さな家庭科準備室に篭って練習していた。

ある日、何を思ったのか、ふとベランダに出て、
だだっ広いグラウンドに向かって練習をした。

入道雲の見下ろす夏空の下、
ちっぽけな私が
懸命に旋律を張り上げていた。

誰か、誰か私の音を聴いてくれ。

殻に籠って自己完結してた私の叫びは、
その時だけ誰かに向けて奏でる、演奏になっていた。

結局私は大した功績も残さず、
クラリネットを続けることはなかったけれど。

あの弱々しい、不安げな、けれど必死な音が
誰かの心に留まっていたならと
今でも想像したりする。


『上手くいかなくたっていい。』

7/27/2024, 11:13:23 AM

完全完璧って、定義すると完璧じゃなくなるよね

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