꒰ঌ(ˣ_ˣ)໒꒱

Open App
11/1/2022, 1:46:03 PM

貴方との日常が永遠に続くものなら
こんなにも毎日必死になって
丁寧に愛を伝えようなんて思わないだろうし
貴方と話す時間が永遠なら
どんな話をしようかなんて考えない

時間は決して永遠じゃないからこそ
精一杯の恋ができる
深く深く、愛すことが出来る

〖永遠に〗

10/6/2022, 10:39:01 AM


「まだその人の事好きなの?」

咄嗟にこぼれそうになった言葉を飲み込んだ

カフェオレの牛乳が少なかったせいか
何となく、いつもより苦く感じる
雨が降っていたらしいけれど
一日中家に籠りっきりで気が付かなかった
特に変わることなく続く会話、日常
貴方の八重歯と眠気を誘う落ち着いた声

幸せとは、"普通"が続く事らしい。

過去の事が気になってしまうのは
私の昔っからの悪い癖で
垣間見えるその寂しげな表情に
酷く心が揺れた
本当はものすごく不安だ
わざと探るようにして見つめて
それでもやっぱり傷つく勇気は無かった
反射的に目を逸らしてしまう
これも、私の悪い癖。

貴方は意外にもあっけらかんとしていた
それがどれだけ辛かったのかを物語るかのように
何とも言えない虚しさが
過去を遡ろうとすると必ず襲ってくるもので
忘れようとすればするほどこびり付く
鬱陶しいくらいに質が悪い

「「なんか感動のストーリーだよね」」

どうしようも出来ずに泣いたくせに。
苦しかったくせに。

きっと貴方の過去に縋っているのは私
寂しげな貴方は儚げで、惹き付けられてしまう

だからわざとこんな話したりなんかして。

貴方にそんな顔をさせる過去の記憶を
度々、羨ましく思ったりなんかして。


〖過ぎた日を想う〗

10/3/2022, 6:49:55 AM

君を失って初めて
奇跡ってのが何なのか
分かった気がするよ

〖奇跡をもう一度〗

10/2/2022, 6:22:21 AM

ぬるいアスファルトの上を二人
少しずれた歩幅で歩く
秋風に揺らぐ黒髪に指を通して
陽が地平線に溶けていくのを見ていた

本当は永遠なんて存在しないの
もう気づいているんでしょ

もしもこれが最後の黄昏時になったら
私の事は、早く忘れて欲しいと
言いかけて結局濁した
あからさまに薄れた愛を目の前にしてもなお、
離れていける気がしなかったんだ

君はそんな私を見つめて
何も言わずに、ただ優しく微笑んでいた

〖たそがれ〗

9/30/2022, 1:53:48 PM

切なげに語り出すその瞳に
ずっと嘘をつかれていたんだと知って
正直結構傷ついた
私には君の過去やトラウマを
全て受け入れられるのかは分からないけど。

多分この先、目移りされても
突き放されて、利用されたとしても

どうせ君の事が大好きなんだよ。


「きっと明日も」

Next