ぬるいアスファルトの上を二人少しずれた歩幅で歩く秋風に揺らぐ黒髪に指を通して陽が地平線に溶けていくのを見ていた本当は永遠なんて存在しないのもう気づいているんでしょもしもこれが最後の黄昏時になったら私の事は、早く忘れて欲しいと言いかけて結局濁したあからさまに薄れた愛を目の前にしてもなお、離れていける気がしなかったんだ君はそんな私を見つめて何も言わずに、ただ優しく微笑んでいた〖たそがれ〗
10/2/2022, 6:22:21 AM