シン

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11/6/2024, 10:33:08 AM

【柔らかい雨】
柔らかい…おだやかである。柔和である。

おだやかな雨とはなんだろう
霧雨(きりさめ)だろうか
慈雨(じう)だろうか
甘雨(かんう)だろうか

しかし、雨に対して柔らかいとは
どういうことなのだろう

雨はその人、その時の心情によっても
変わってしまうだろう

雨を見て
ただ雨が降っていると思う人もいるだろう
その雨に己の心情を表す人もいるだろう

その雨がその人にとってどう映るかなんて
その人にも分からない

ただ、その空がこぼしたその水に
君は何を思う

11/5/2024, 11:20:44 AM

【一筋の光】
不安で仕方がなかった
人間関係、進路、未来、これからのこと

先が見えない闇の中
暗く重い雲が心にかかっていた
何か正しいのか
何処へ向かえば良いのか
何をしたらこの心が救われるのか

そんな僕の前に、君は現れた

“雲の間から一筋の光が差した”
そんな気がした

君が僕を見つけてくれたから
君が手を差し出してくれたから
君が「ありのままの君で良い」と
そう言ってくれたから

僕は手を伸ばした
君に届く様に

君にとっては何でもないことかも知れないけど
その言葉に僕は救われたから

君の様に僕も誰かの光(救う人)になりたい

11/4/2024, 10:46:38 AM

【哀愁を誘う】
空襲とは本当に理不尽なものだ
ついさっきまで話してたあの子
明日もまた笑い合えると思っていた

あの時、一緒に逃げていれば
そうすれば、あの子と明日もその先も
一緒にいられたかもしれないのに

地面に並べられた人達
何も分からないまま亡くなったのだろう

ふと、周りを見渡す
隣に佇む、1人の男
哀愁を誘うその横顔に

“あの人にもきっと一緒に笑い合いたい
           誰かがいたのかもしれない”

嘆いていても何も変わらない
生き残ってしまった人達が
このことを未来ある若者達に
伝えていかなければ

もう二度とこんなことが起きない様に
もう二度とこんなことで苦しむことがない様に

11/3/2024, 10:24:33 AM

【鏡の中の自分】
鏡の中の君は
きっと僕とは正反対だ

“僕が右手を差し出せば
 君は左手を差し出す

 そっと手を伸ばす
 僕と君で手を合わせる

 このまま君が僕を
 鏡の中に引っ張ってくれたら良いのに

 そうすれば僕は君と入れ替わって
 僕は君として
 君は僕として
 生きられるのに

 この身をこの心を写し込む鏡よ
 どうかこの願いを叶えておくれよ  ”

「ほら、早く来いよ」
『う、うん、今行くよ』
 あぁ、また呼ばれてしまった

“またね、鏡の中の君(自分)”

11/2/2024, 10:47:13 AM

【眠りにつく前に】
眠りにつく前に今日あったことを思い出す

寝る前に5分、楽しかったこと、嬉しかったこと
ポジティブなことを3つ思い出す
そうすると毎晩幸せに眠れるらしい

そうして、ネガティブ思考を
 少しずつポジティブ思考に変えていくんだ

今日という日が最悪でも
どんなに小さいことでも思い出すことで
少しだけ明るく眠りにつくことができる

眠りにつく前にネガティブな自分にバイバイ

寝ている間は何にも邪魔されないから

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