【永遠に】
永遠に子供でいられたら良いのに
永遠に遊んでいられたら良いのに
永遠に苦しむことがないと良いのに
永遠に面倒くさい全てから逃げれたら良いのに
でも永遠にいられるものなんて何もない
この世の全てのものは移り変わり、
また生まれては消滅する運命を繰り返し、
永遠に変わらないものはないのだから
限りある人生だからこそ
その1日1日、その一瞬一瞬を
大切に生きれるのだから
【理想郷】
理想郷…想像上に描かれた理想的な世界。
ユートピア。
人が本当に幸せに生きることが
できる(と感じる)社会。
世界中のみんなが、全員が幸せになれる世界
そんな世界本当にあるのかな
勝つ人がいれば、負ける人が必ずいる
努力が報われる人がいれば、
努力が報われずに諦めてしまう人が必ずいる
例をあげよう
AとBという人がいるとする
AとBは互いに相手に勝ちたいと思っているとする
AとBが勝負したとして結果はどうなる?
Aが勝つ?Bが勝つ?
正解は勝ったA、負けたBと勝ったB、負けたA
という存在が生まれる
果たしてこれは本当に幸せなのだろうか
結局、みんながみんな幸せになれる訳じゃない
人はみな何かを諦め、
どこか自分を納得させて生きてる
理想郷なんて、まやかしでしかないのかもしれない
【懐かしく思うこと】
駄菓子屋
キン消し
なめ猫
瓶コーラ
ビックリマンチョコ
あの頃のアニメ
あの頃のゲーム
給食
学校・部活終わりのコンビニ
あの頃、欲しくて堪らなかったもの
大人買いすることを夢見てた、あの頃
大人になって忘れてしまったあの頃の思い
ふと立ち寄った場所で
久しぶりに見つけたあの頃の思い出の数々
久しぶりに手に取れば
あの頃の思いが思い出が蘇ってくる
思い出の前では心はいつもあの頃のまま
【もう一つの物語】
これは僕らのもう一つの物語
あの日、あの時、あの瞬間
確かに存在していた僕らの物語
ゲームの主人公になって
世界を救ったこと
物作りに励んだこと
友達を作ったこと
サイコロを転がして人生を決めたこと
全国を回ったこと
僕らの大冒険の記録はもうどこにもないけれど
それでも、僕らが忘れるその時までは
本当にあった大切な思い出だ
【暗がりの中で】
ベッドの中でゲームを開いたあの瞬間
家族と友達と囲んだキャンプファイヤー
夜に空を見上げて見えた星空
映画館で見た映画に君の横顔
暗がりの中で見えないけど
確かに存在していた、あの気持ち
何にも変え難い、あの瞬間を
忘れてしまうこと、それが何より嫌だった
でも確かにこの心に存在している
暗がりに追いやって
心の奥にしまっただけ
それを見つけて開けば
そこに広がるのはあの頃の思い出たちだ
振り返るのは悪いことじゃない
かつてそうだった様に
昔も今も心を支えるものだから