るに

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5/3/2026, 2:28:43 PM

ねぇ、
本当の私。
なぁに、
ニセモノの私。
私たち、誰かに嫌われたくなくて、
好かれたくて
本当の私は隠れて、
ニセモノの私が出てきたよね。
うん、そうだね。
いつの間にか
どっちがどっちか
わからなくなってきちゃって、
もうどっちでもいいって
なっちゃったよね。
うん、そうだね。
でもさ、
本当の私なんて
私だけが知ってればいいもんね。
うん、そうだね。
考えることを辞めちゃったら、
そこで私たち居なくなっちゃいそうで
怖くて怖くて
夜も眠れないね。
本当の私もニセモノの私も
偽物だってこと、
二人だけの秘密。
"Good Midnight!"
本物の私は
本当の私もニセモノの私も
兼ね備えた私なんだってこと。

5/2/2026, 4:37:18 PM

優しさだけで、きっと
世界は変わらないはず。
優しくするってことが
私にとっては自分勝手。
自分が助けて欲しい時に
助けてもらうために優しくする。
1人にならないために優しくする。
周りから良く見られるために
優しくする。
相手を助けてはいるんだけど、
元を辿れば全部自分。
でもそれでいい。
利益を求めない無償のことをするってのは
人間味に欠ける。
人から人間味が欠けているのは
少し気持ちが悪い。
裏の顔があるって
透けて見えてしまうから。
何を考えているのか
分からないから。
"Good Midnight!"
みんながみんな、
自分のことを考えて優しくしてるなら
世界はきっと変わらない。
でも優しくすれば相手は助かるし
自分も助かる。
優しさは全てを救うのに
全てを置き去りにする。

5/1/2026, 2:11:58 PM

人生とは
絵の具を分けて足していって
色んな色を使う
カラフルパレットのようなもの。
嫌な気持ちになる色は
足さなきゃいいし、
好きな色は
どんどん足していけばいい。
そうやって分けて足して
混ぜ合わせていく中で、
私の色ができていく。
それは世界に一つしかない
私の好きな色だけで作った
私の好きな私の色。
それで色付ける世界は
素敵で綺麗で
うっとりしてしまう。
でも思い通りに
世界を描けないこともある。
色の良さを出せなくて
悲しくなる。
そしたら青が足されて
私の色が少しずつ変わっていく。
世界は冷たく悲しく
青みがかっていく。
"Good Midnight!"
一つ一つの感情が
行動が、思いやりが、
色を足していって
世界に色をつけていく。
ちょっとしたことでも
世界が、
人生が変わって
なりたかった者と違う者に
なっちゃうことも。

4/30/2026, 2:29:10 PM

自信も決断力もない私は
己の礼儀だけを守って
これまでをやってきた。
ある人に出会って
育ててもらうまでは。
人気のない神社。
しんとしていて
風当たりがいい。
行き場のない私にとって
楽園そのものだった。
人がいないから
礼儀も自信も決断力も
何もかもいらない。
人を辞めれる気がした。
ある時
猫目で白髪の綺麗な少女が
神社にいた。
人がいるところを初めて見たので
驚いたが、
私の楽園は
こんな所で終わっちゃいけないと思った。
"Good Midnight!"
その人は私に全てを教えてくれた。
世の中のこと。
経済のこと。
自然のこと。
ある峠のこと。
行き場のなかった私が
初めてこの世界に
楽園の中の楽園を手に入れた。

4/29/2026, 4:04:37 PM

ある所に
物好きな旅人がいた。
魔法使いは皆、
己の身一つで飛べるのに
ほうきにまたがって
空を飛ぶ旅人。
それが私。
育ちの村でほうきを使って飛ぶ
風習があったとかではないけれど、
絵本の中の魔法使いは
皆ほうきで空を飛んでいた。
幼い頃憧れたものに
今でもなってみたいと思ったから
私はほうきにまたがる。
故郷にサヨナラと別れを告げて
空へ飛んでいく。
高く昇っていく。
見下ろした街は灯りが灯っていて、
星が転がってるみたい。
ほうきは風に乗って飛んでいく。
少し遠くに見える海は黒く青く、
冷たい風で揺れている。
大きなブルームーンが
私の旅路を示してくれる。
地上で休憩を挟み、
また空を飛んでいく。
草原を切り開いたような
明日さえ見えるような気がしてくる
開けきった道は
どこまでも続いていた。
空は夕日で溶けて桃色になっていたし、
朝焼けで山はいつもと違う
赤色を見せてくれた。
途中、
何人もの魔法使いに
ほうきで飛ぶなんて、と
驚かれたし、理由を聞かれまくった。
それでも私が
のんびりと旅をする道は
風が強く吹こうとも
ずっと続いていた。
"Good Midnight!"
絵本で見た魔法使いみたいな
素敵な魔法を使う人に、
魔法を熟知し使いこなせる人になる道は
ずっと。

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