るに

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10/13/2025, 3:14:01 PM

私自身にも
相手にも迷惑をかける私。
冷房をかけて毛布を被る
電気代が無駄すぎる私。
スマホを充電するのを
しょっちゅう忘れる私。
友人との何気ない会話で
幸せを感じる私。
全部一人の私からできてる私で、
長所よりも短所が多くて
すぐ拗ねて。
私は私を好きになれなかった。
だから私は私とお別れすることにした。
好きな物より嫌いな物を
部屋に置くようになって、
私なら絶対しないことを
するようになった。
びっくりするほどストレスが溜まった。
何だか前の私の方が
まだマシだと思えてきた。
でも駄目なんだ。
私の好きな物は変わってて
周りから否定されるのが当たり前で
大切にしたくても出来なくて。
私は私が嫌いだ。
でもこんな世界
もっと嫌いだ。
"Good Midnight!"
いつか
不響和音のような
私の好きを否定する声が
なくなりますように。
そんな事を願いかけてやめた。
私に神頼みは似合わない。
LaLaLa GoodBye。

10/12/2025, 2:36:23 PM

旅には
覚悟と少しの荷物だけで十分で
それ以上持ってしまうと
重くて進めない。
必要ないと思ったら
捨てて身軽になること。
それが旅を長引かせるコツ。
疲れたら休んで、
進むのが面倒になったら
寝っ転がって一日中寝ちゃったり。
自由気ままな一人旅って
本当に私そのものって感じがして
凄く過ごしやすい。
誰かを励まし、励まされ、
気の合う人と出会い、別れ、
タイルの踏む場所を決めてみたり、
石を踏んで飛んで
川を渡ってみたり。
そんな日々。
"Good Midnight!"
今日も旅日和。
これからの
決して真っ直ぐではない
この道をどこまでも。

10/11/2025, 2:39:09 PM

いつもと変わらない夏の日のこと。
もちろんする事なんか無くて
なんとなくいつもの場所に。
そこには君がもう居て、
ブランコに座って黒猫を撫でてた。
君は撫でていた手をぱっとこちらに向ける。
やぁやぁ。
ここにいると思ったよ。
軽く挨拶をして
渡された猫を抱き抱える。
君からは相変わらず
柑橘系の爽やかな香りがする。
最近どう?
まあまあかな、そっちは?
ぼちぼちかな。
眩しい日差しの中、
そんな中身のない会話をしていた。
でも、私は夏嫌いかな。
君は夏が好きそうな性格だったから
私は驚いた。
その一瞬を黒猫は逃さなかった。
するりと私の腕から抜けていき
公園から出ていってしまった。
あー!私まだあんまりもふもふしてないのにー!
君は猫を追いかけて走り出す。
君はいっつも1つのものを追いかけると
周りが見えなくなって
しょっちゅう迷子になったり、
無くし物をしたりするので
私も後を追う。
もう少し、
早く追いかけていたら良かったと思った。
丁度曲がり角を曲がった時
猫は歩道の向こう側に、
君は赤く光る信号が照らす
歩道に飛び出していた。
バッとなにか大きなものが来たかと思えば
それはトラックで、
君を轢きずって通り過ぎていった。
血飛沫は全身に飛んだ。
君からはもう
柑橘系の香りはしなかった。
鉄っぽくて酸っぱいような血の匂いばかり。
何かが込み上げてきて
私は激しくむせ返った。
目を瞑り
耳を塞ぎ叫ぶ。
嘘だ。
君がこんなところで死んじゃうなんて。
嘘、嘘、嘘。
嘘じゃないよ。
君の声か私の声か分からないような
そんな声が聞こえた。
ゆっくり目を開け見てみると
空気がゆらゆらと立っていた。
陽炎と言うのだろうか。
見るのは初めてでよくわからない
未知の交差点。
陽炎はこちらを笑顔で見つめていたけど
暑さと悲しさと気持ち悪さで
蝉の音しか聞こえず眩んだ。
"Good Midnight!"
目が覚めると
何故かベッドにいて
目覚めの悪い夢を見たと思い、
蝉の声に煩さを覚えた。

10/10/2025, 3:38:05 PM

秋風の吹く夕方。
一輪のコスモスが咲いていた。
夕日に照らされ、
真っ白なコスモスは
鮮やかなオレンジ色に染っていた。
見たことがないほど
真っ白なコスモスだった。
これほど綺麗な花が咲くってことは
誰かが水と愛情を
たっぷり注いだんだろうと思った。
私はその一輪を愛おしく見つめた。
ずっと眺めていたい。
ずっと、ずーっと。
そんな考えが
なぜか頭から離れなかった。
花を折りたいわけじゃない。
持ち帰りたいわけじゃない。
なのに手はどんどん茎に伸びていく。
どうやって咲いたのか、
どこの水を与えられたのか、
どこから来たのか。
知りたい、もっと見たい。
ぐるぐると
思考が支配されかけていた時、
私の手を誰かが引き止めた。
癖毛の可愛い子だった。
その子は一生懸命話をしてくれて
私の気を花から逸らそうとしてくれた。
次第に癖毛の子に意識が吸い込まれていく。
気づくともう19時で
癖毛の子と別れた。
"Good Midnight!"
このままじゃ依存するよ。
どこからかそんな声が聞こえた。
花はあの癖毛の子が育てたものだと、
癖毛の子は人を魅了しすぎると。
私は無視して家へと帰った。
頭の中はもう癖毛の子でいっぱいだった。

10/9/2025, 2:48:41 PM

1年振りの秋の紅葉に
焦がれ憧れたこの気持ちに
秋恋と名付けてみたりして。
どこにも片付けておけない気持ちは
さっさとゴミ箱に捨てちゃって。
挫折なんかもした事があって、
その時ハッキリ思った。
あぁ私、世界舐めてるなぁって。
あらゆる分野で言えてしまう。
適当にやってるつもりはないけど
努力的に見ても
客観的に見ても
適当にやってるようにしか見えなくて。
そのくせ楽しいことを探し求めてて。
自分の都合ってやつを
すごく大事にしてて。
"Good Midnight!"
風が強くて涼しい。
私は世界のことを舐めてるように
世界も私を舐めてて
今日も運が悪い。

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