「星に願って」
小学生くらいのとき、寝る前にカーテンを
開けて星に恋が実るよう願っていた。
中学生のときは勉強に追われ、窓際に机を
置いて、朝は太陽の下で、夜は星空の下で
勉強していた。
高校生のときは中度の肺炎になってしまい
入院生活となり、医者からは2年持つかどうかとも言われた。
私の心は真っ黒で割れそうなくらいボロボロだった。
そんな中、病室から見える星だけが頼りだった。
私はずっと願っている。
まだまだ生きたいと。
私の双子の姉の実話です。
去年の6月23日に空へと向かいました。
姉の分も背負って、精一杯生きていこうと思います。ご清書ありがとうございます。
「君の背中」
わたしの前の席の男の子は 頼もしいクラスのムードメーカーだった。
そして 私は彼に密かに恋心を抱いていた。
そんな彼は 夏休みを境に学校に来れなくなった。
癌になったのだ。
最後に見た姿は終業式の日の教室で見たいつもの 後ろ姿。たくましい背中だった。
クラスメイトをグループに分け 一グループずつお見舞いに行くことになった。
最初の何回かは元気な姿を見せていたが 次第に髪は抜け 肌は青白く 骨が出てきた。
あんなに たくましかった背中は ほぼ骨と皮になってしまっていた。
どんどん弱っていく彼を見るのは想像以上に辛く 病室を出てわんわん泣く子もいた。
半年くらい経って彼は空へ羽ばたいた。
みんなが悲しんだ。
中々立ち直れなくて数日 学校を休む子もちらほら。
そんな暗い教室に彼のお母さんが来て 無言で彼が生前に残したクラスメイト一人一人への手紙を手渡しで配った。
みんな目を涙で霞ませながら開き 微笑みながら読んだり ボロボロ涙を落としながら読んだり。
いつも厳しい めったに泣かない先生でさえ目を抑えながら雫を落としていた。
私もボロボロ涙を流し 微笑みながら読んだ。
内容はみんな違った。
でも、一言だけみんな書かれていた文があった。
「俺は最後がこのクラスで幸せでした。みんなに囲まれて笑顔で過ごしていた日々は当たり前のようで 当たり前じゃなかった。だから幸せと思える今日を大切にしてね。」
幸せがどんなに大事か 生きるってどんなに尊いことか。
何気ないこの一分一秒を生きていれることに感謝をしていかなければならない。
お題かけ離れすぎててごめんなさい🙇🏻♀️🙇🏻♀️🙇🏻♀️
「誰も知らない秘密」
親友の彼氏のことが好きです。
友達にも言ったことないけど、母子家庭。
教室じゃ陽キャ、家では陰キャおたくです。
アイプチで無理やり二重にしてます。
初恋は弟でした。
「静かな夜明け」
昔から空を見るのが好きだった。
朝焼けも夕暮れも星空も快晴も雪空も好き。
その中でも夏の夜明けが一番好きだった。
燻んだ青暗い空に真っ白な雲と鳥が飛んでいて、静かな街に空気が澄んだ匂いが漂う。
朝早くに起きた人だけが味わえる光景で、その夜明けを迎える為だけに早起きしていた。
お洒落ぶってスマホで音楽をかけらながら、窓に向かって勉強したりしていた。
「heart to heart」
No matter where we are, we are all connected in our hearts
人間なんだから人間らしく生きようね。