「永遠の花束」
永遠に咲き続ける花ってないの。
人間も一緒。
永遠に生き続ける人なんていないもの。
花は 種を撒き 水をやり 太陽を浴びて成長して 精一杯生きて 種を残して枯れる。
人は 大切な人と子供を授かり その子供には愛情を注ぎ 自分のことを大切に思ってくれる人に囲まれて生きて 自分の歴史を残して死ぬ。
結構 人も花と似てるのよ。
でも一つだけ違うことがあるの。
花一つ一つには歴史や思い出なんてないし、そこに花が咲いていたことを誰も知らないかもしれない。
それでも人は 自分の生きた証と歴史がある。
貴方が生きていることで周りが生きていけてるんだよ。
「やさしくしないで」
ダイエット中だって言ってるのに、お母さんは私の大好きなグラタンを食卓に並べる。
ダイエット中だって言ってるのに、お父さんは私の大好きなお菓子を買ってきてくれる。
ダイエット中だって言ってるのに、おばあちゃんは私にアイスを買ってきてくれる。
全然痩せれない私は幸せ者すぎるけど、これ以上やさしくされたな減るどころか増えちゃうのよ😭
これ以上やさしくしないで、、
「バイバイ」
真夏の炎天下でも長袖を着ていた私。
ずっと昔に泣きながらつけた手首の傷。
そんなきに、いつも君は支えてくれたんだ。
君は私に、愛してると言ってくれた。
私はもう大丈夫。
長年の苦しみとはバイバイだね。
「まだ知らない君」
大好きな君が私の親友と付き合ったの。
私がその人のこと好きって知ってたくせに。
私、許せなかった。
辛かった。
だから、あの子をホームから突き落とした。
ホームには私とあの子しか居なかった。
田舎だから、防犯カメラもろくにない。
目の前が鮮やかな赤色で染まった。
彼女が死んだと聞いて酷く泣いていた君を私は優しく慰めた。
そのあとは簡単。
彼は私のことを好きになってくれた。
やっと君の隣を歩ける。
わたしがあの子を殺したこと、君はなーんにも知らなくていいからね。
アイシテル
「終わらない物語」
きっと、私が死んだところで世界は変わらないし死んだことにも気づかない。
でも有名人だったらその人が死んでも、歴史に残る。
そんな終わらない物語がある人に憧れている。