9/19/2025, 11:04:31 AM
カンカン照りの陽射しは 徐々に和らぎ
紅葉樹達はやがて色付く
景色はそっと巡りめくから それが悲しくて
不意に思い出すのは 子供の頃
僕らの幼き日、走り回ったあの頃
握りしめた100円玉に 幾つもの期待を
…そんないつだって 希望に満ち溢れた目は
傍で泣いている彼方を見つめている
これから先、何を見て、何を感じて
どう 育つのでしょう?
だけどせめて、彼方を見つめる日が
1日でも長ければ、と。
9/18/2025, 12:34:25 PM
僕も産まれ育って、早数十年。
誰かに感情を揺さぶられる時もあれば
無力な自分に憤りを感じた事もある。
そんな日々を憂い、愛しみ、慈しむ。
…誰かにとっての幸せは、誰かにとっての不幸と言う。
ならば、僕はその不幸を誰かに幾度与えたのだろう?
解らなすぎて…それでも僕は生きている。
もし、明日。
世界が終わり、僕と言う存在が消えるのなら。
なんて悔やみ、若しくは笑い。
何を見て、去るのだろう?
…それこそまだ、答えなんて解らないのに。
9/17/2025, 12:17:49 PM
道程を歩く時 僕は少しの段差でつまづいた
転んだ拍子 口の中は砂利塗れ
これじゃ駄目だと 気を取り直して前を向く
明日起こる 少しの悲劇も 些細な喜びも
この目には どんな色して映るかな?
玄関前で座る 今
両手で靴紐を蝶々結び。
9/16/2025, 10:05:54 AM
例えば、世界が白くぼやけようと
仮に、手探りに足一つ迂闊に出せないだろうと
僕の見える景色はたった 一つ
願い変わろうが、祈りは一つ
…あの頃を活きたから、今を笑えるんだね
9/15/2025, 10:07:09 AM
今一瞬を切り取ったなら 後悔なんて無いけれど
僕は一生の嘘吐きになるね
この場を生きる 僕にとって
今を選ぶ事は
間違いなく然るべき行為
其れはきっと気高く そして虚しい
覚悟が揃った時 前を向きましょ?
決して善いとは言えない世界
せめてこの瞳 濁らない様に