日常の一ページ

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カンカン照りの陽射しは 徐々に和らぎ
紅葉樹達はやがて色付く
景色はそっと巡りめくから それが悲しくて
不意に思い出すのは 子供の頃

僕らの幼き日、走り回ったあの頃
握りしめた100円玉に 幾つもの期待を


…そんないつだって 希望に満ち溢れた目は
傍で泣いている彼方を見つめている
これから先、何を見て、何を感じて
どう 育つのでしょう?

だけどせめて、彼方を見つめる日が
1日でも長ければ、と。

9/19/2025, 11:04:31 AM